中國青海省玉樹市で、民家に食べ物を探しに現(xiàn)れた熊をペット犬のチベタン?マスティフが「撃退」する様子が撮影された。

中國メディアの頭條新聞によると、動畫が撮影されたのは今月8日の夜。1頭の親熊と2頭の子熊が食べ物を求めて民家に現(xiàn)れたところ、民家で飼われているチベタン?マスティフが繰り返しほえ威嚇。親熊は悠然と食べ物をあさっていたようだが、近くでほえられた子熊は驚いたのか慌てて親熊の後ろに隠れる様子が映っている。

中國のネットユーザーからは「子熊、本當(dāng)にかわいい」「子熊『ママ。あの人すごくこわいよ』」といったコメントや、「犬も怖かったろうに、主人のために勇敢に立ち向かったんだね」「ワンワン、よくやった！」といったコメントが書き込まれた。

また、「熊はずいぶん控えめだね」「親熊は子ども2頭に気を配らないといけなかったからだろう。一対一ならバトルしてたかも」との聲や、「かわいそうに。お腹を空かせて仕方なく民家に現(xiàn)れたんだろう」「人類が彼らの生息地域を狹めてしまったのか」といった聲も上がっている。

チベタン?マスティフは「チベット犬」とも呼ばれる超大型種。主人への忠誠心が強い一方、敵と勇敢に戦うため番犬などに適しているとされる。希少種でもあり、中國ではかつて富裕層を中心に數(shù)百萬円から高い場合は1億円超で取引されることもあったが、その後ブームが去り価格は暴落した。（翻訳?編集/北田）