タニシ麺や沙県小吃など「ストリートグルメ」が中國(guó)の無(wú)形文化遺産リスト入り―中國(guó)メディア

人民網(wǎng)日本語(yǔ)版    2021年6月11日(金) 21時(shí)10分

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タニシ麺、福建省沙県で古くから伝わる軽食?沙県小吃、胡辣湯、臭豆腐など、中國(guó)の街中の至る所で見(jiàn)かけるこうした「ストリートグルメ」が、第5陣の國(guó)家級(jí)無(wú)形文化遺産リストに登録された。

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タニシ麺、福建省沙県で古くから伝わる軽食?沙県小吃、胡辣湯(ピリ辛スープ)、臭豆腐(発酵させた豆腐)など、中國(guó)の街中の至る所で見(jiàn)かけるこうした「ストリートグルメ」が、第5陣の國(guó)家級(jí)無(wú)形文化遺産リストに登録された。もちろん、リスト入りしたのは、料理そのものではなく、その調(diào)理法だ。中央テレビニュースが伝えた。

その他の寫(xiě)真

第5陣の國(guó)家級(jí)無(wú)形文化遺産リストに登録された無(wú)形文化財(cái)185件のうち、飲食系は、今大人気の広西チワン族自治區(qū)柳州市の名物?タニシ麺の調(diào)理法、沙県小吃の調(diào)理法、河南省名物?逍遙胡辣湯の調(diào)理法、湖南省長(zhǎng)沙市火宮殿の臭豆腐の調(diào)理法、四川料理の調(diào)理法、貴州省黔東南ミャオ族トン族自治州凱里市の魚(yú)料理?酸湯魚(yú)の調(diào)理法など18件だ。

中國(guó)文化?観光部の無(wú)形文化遺産司の王晨(ワン?チェン)司長(zhǎng)によると、「沙県小吃は、中國(guó)北方エリアの調(diào)理方法と、南方エリアの飲食文化が融合したモデルケースで、數(shù)十萬(wàn)人の雇用を創(chuàng)出している。柳州タニシ麺は、柳州市の人々にとっては馴染み深く、重要な文化的意義があるほか、雇用問(wèn)題の解決や貧困脫卻、地方経済発展の推進(jìn)などの面で重要な役割を果たしている。そのような無(wú)形文化財(cái)は他にもたくさんある」と説明する。

起源は1980年代にまで遡り、柳州市のナイトマーケットで生まれたタニシ麺は、柔らかくこしの強(qiáng)いビーフンに、塩漬けタケノコ、ピーナッツ、旬の野菜などを添え、タニシのエキスがたっぷりと入った濃厚スープをかけて食べる。酸味と辛味、旨味とスッキリさ、そして熱々というハーモニーが生み出す獨(dú)特の風(fēng)味で、麺業(yè)界で「新しいジャンル」を築いている。新型コロナウイルス感染拡大期間中、各界が伸び悩む中、タニシ麺は逆行するかのように、中國(guó)全土で大人気となった。ナイトマーケットの屋臺(tái)で生まれたタニシ麺は現(xiàn)在、100億元(約1700億円)近い産業(yè)にまで成長(zhǎng)している。

中國(guó)烹飪協(xié)會(huì)の監(jiān)事長(zhǎng)で、飲食の伝統(tǒng)技法審査グループのグループ長(zhǎng)を務(wù)める馮恩援(フォン?エンユエン)氏は、「調(diào)理法は、技術(shù)系の無(wú)形文化遺産の中でも重要な內(nèi)容で、非常に鮮明な中國(guó)の特色を備えている。そのため、調(diào)理法はこれまでずっと、中國(guó)の無(wú)形文化遺産において重要な位置を占めてきた。沙県小吃やタニシ麵、胡辣湯などが、誰(shuí)でも知っている四川料理のように、社會(huì)の多くの人々に受け入れられているのは、そこには長(zhǎng)く深みのある歴史的文化があるからで、時(shí)代が進(jìn)歩するにつれて、人々の生活のニーズを満たすようになっている」と説明する。(提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?編集/KN)

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