エネルギーとモビリティの移行に関するドイツ語(yǔ)のオンラインマガジン「Energyload」にこのほど、中國(guó)の新興電気自動(dòng)車(chē)（EV）メーカー「NIO（蔚來(lái)汽車(chē)）」のドイツ市場(chǎng)進(jìn)出に関する記事が掲載された。世界中の華人向けにドイツ関連ニュースを配信する「徳國(guó)中文網(wǎng)」がその內(nèi)容を要約して次のように伝えている。

NIOは2020年に中國(guó)での売上を2倍にした。歐州でもEVの販売を開(kāi)始しているが、來(lái)年にはドイツ市場(chǎng)に進(jìn)出する。

NIOの5月の出荷臺(tái)數(shù)は前年同月比95％増だった。生産パートナーである江淮汽車(chē)（JAC）とのコラボレーションをさらに3年間延長(zhǎng)すると発表。JACとNIOは、年間生産臺(tái)數(shù)を2倍の24萬(wàn)臺(tái)にすることで合意した。NIOは現(xiàn)在、合肥にあるJACの工場(chǎng)でEVを生産しているが、獨(dú)自の工場(chǎng)を建設(shè)中だ。5月の出荷臺(tái)數(shù)は増加したものの、生産は3カ月連続で減少した。NIOがその理由として挙げている半導(dǎo)體の供給不足は、すべてのメーカーに問(wèn)題を引き起こしている。

NIOの生産と納品計(jì)畫(huà)は遅れたが、6月にこれを補(bǔ)う予定で、その後、生産を再び加速する必要がある。今年下半期には2萬(wàn)1000～2萬(wàn)2000臺(tái)の納車(chē)を見(jiàn)込んでいる。NIOの2つのフラッグシップモデルが歐州に登場(chǎng)し、フル電動(dòng)SUV「ES8」の最初の予約注文は7月から可能になる。最初はノルウェーで9月から納車(chē)が開(kāi)始される。

歐州で販売する2番目のモデルは「ET7」だ。全固體電池のセダンは22年に投入される。ノルウェーでの市場(chǎng)投入に伴い、中國(guó)以外で最初のショールーム「NIO HOUSE」がノルウェーに建設(shè)される。オスロ市內(nèi)の中心に位置するこのショールームは、歐州への扉を開(kāi)くことを目的としたもので、展示室、カフェ、アドベンチャーサイトが組み合わされ、NIOのドライバーとブランドファンの出會(huì)いの場(chǎng)として機(jī)能する。ノルウェーにはさらに4つのNIO HOUSEが計(jì)畫(huà)されている。

NIOは來(lái)年のドイツ市場(chǎng)進(jìn)出を発表した。同社のデザインセンターは何年も前からミュンヘンにあり、NIO HOUSEに加えて、歐州にも交換ステーションを設(shè)置する。NIOのEVには交換可能なバッテリーがあり、完全なバッテリーと交換することで時(shí)間を節(jié)約できる。中國(guó)國(guó)內(nèi)にはすでに19の交換ステーションがあり、バッテリーの交換は3分で完了する。交換ステーションは今年、オスロの周辺に4カ所設(shè)置され、來(lái)年はノルウェー全土に設(shè)置される予定だ。

NIOの完全なパッケージには、急速充電ステーションの全國(guó)的なネットワーク、自宅用のウォールボックス、パートナーワークショップを備えたサービスネットワークも含まれる。顧客のために車(chē)を修理したり車(chē)をピックアップして返卻したりする移動(dòng)式の修理店も計(jì)畫(huà)されている。（翻訳?編集/柳川）