湖北省十堰市內(nèi)の食料品などを販売する商業(yè)施設(shè)で13日午前6時(shí)半（日本時(shí)間：同日午前7時(shí)半）ごろ、大規(guī)模な爆発が発生した。すでに営業(yè)を始めていた店があり、爆発に巻き込まれた買い物客などもいた。

爆発が発生したのは十堰市張灣區(qū)にある41廠菜市場(chǎng)という市場(chǎng)。比較的大規(guī)模な市場(chǎng)とされる。食料品店など多くの店舗が入居する施設(shè)だが、すでに朝の営業(yè)を始めていた店があり、買い物客や市場(chǎng)內(nèi)にある飲食店で朝食を取っていた人も爆発に巻き込まれた。今のところ、都市ガスによる爆発と見(jiàn)られている。

市場(chǎng)の建物は２階建てで、動(dòng)畫(huà)を見(jiàn)る限り地下室部分もあった。2階部分と1階部分の床が広い範(fàn)囲に渡って崩れ落ちて地下室部分にまで落ち込んだように見(jiàn)える。事故発生後の比較的早い段階で、多くの人が閉じ込められたと報(bào)じられた。日本時(shí)間正午ごろまでに、144人を救出したが、うち11人は死亡し、37人が重傷と報(bào)じられた。さらに日本時(shí)間午後5時(shí)ごろまでに、150人を救出、12人が死亡、37人が重傷と、新たな情報(bào)を紹介する記事も発表された。死傷者が今後、さらに増える可能性もある。

建物の外には、爆発で吹き飛んだがれきや雑物が足の踏み場(chǎng)もないほど散亂した。店と店を仕切っていたと思われるれんが造りの壁がなぎ倒された光景も視認(rèn)できる。がれきが散亂する表通りに橫たわる人の姿も見(jiàn)える。爆発現(xiàn)場(chǎng)の近くにある建物では、窓ガラスが一斉に粉砕された。

爆発を目撃した男性は、「市場(chǎng)にある飲食店で朝食を取ろうとしていたが、まだ市場(chǎng)に到著しない時(shí)點(diǎn)で巨大な爆発音が鳴り響いた。見(jiàn)ると、市場(chǎng)全體が崩れていった。その直後に、れんがやがれきが空一面に飛び散った。れんがは私の所にも飛んできた。もう少しでぶつかるところだった」と語(yǔ)った。

十堰市血液バンクは、治療に用いる血液が不足しているとして、市民に獻(xiàn)血を呼び掛けた?，F(xiàn)地時(shí)間正午ごろまでには、市內(nèi)4カ所の獻(xiàn)血場(chǎng)所で市民の長(zhǎng)い行列ができた。血液バンクは改めて、人の密集を避けるために時(shí)間をずらして獻(xiàn)血場(chǎng)所を訪れるよう呼びかけた。

十堰市は、湖北省の最西部にある。新型コロナウイルス感染癥が大量に発生した省都の武漢市は省の東部にあり、両市は比較的離れた位置にある。（翻訳?編集/如月隼人）