Record China 2021年6月15日(火) 6時(shí)50分
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香港で「電影検査條例(映畫検査條例)」が施行された。映畫作品の上映前に、香港國(guó)家安全法に抵觸していないかどうかが、さらに厳しく審査されることになった。
ドイツメディアのドイチェ?ベレは11日、香港で同日、改正「電影検査條例(映畫検査條例)」が施行された話題を取り上げた。記事は、映畫の上映前の審査員は「中國(guó)を批判するシーンが絶対に出現(xiàn)しないようにせねばならない」ことになると紹介した。
同條例の施行により、映畫作品は上映前に、香港國(guó)家安全維持法に抵觸する部分がないか、より厳しく審査されることになった。
香港政府は同件について、「映畫が國(guó)家の安全あるいは安全の維持に危害をもたらす可能性があるならば、映畫審査員は、上映は不適當(dāng)との結(jié)論を出さねばならない」、「審査員は映畫中に國(guó)家安全に危害を加える犯罪や國(guó)家安全を維持するための特區(qū)(香港特別行政區(qū))の行為や活動(dòng)を損ねる可能性がある描寫や表現(xiàn)などを注意深く気に留めねばならない」などと説明した。
香港商務(wù)及経済発展局は「映畫審査制度は、個(gè)人の権利と自由の保証および合理的な社會(huì)的利益の確保の間のバランスに基づいて構(gòu)築されている。映畫上映についての発表の自由などの基本権利の享受は尊重されねばならないが、同時(shí)に法で定められた合理的な目的を達(dá)成するために必要な規(guī)則によって制限される」と表明した。
記事は、「香港では2019年、逃亡犯條例改正案反対運(yùn)動(dòng)が長(zhǎng)期にわたり続き、暴力的衝突も発生した。中國(guó)政府は20年に香港國(guó)家安全維持法を打ち出し、民主化運(yùn)動(dòng)を挫折させた。今回の『映畫検閲條例』の改正は、香港當(dāng)局が中國(guó)政府に協(xié)力して定めた、反中感情や異論を封じ込めるための最新の措置だ」と評(píng)した。
香港ではすでに、逃亡犯條例改正案反対運(yùn)動(dòng)を描いたドキュメンタリー映畫が香港國(guó)家安全維持法に違反しているとして、テレビでの放送が禁止された事例なども出ている。
記事は、「香港映畫にはかつて、百花斉放の時(shí)代があった。文化への重要な影響力があった」と指摘。具體的には「1970年代には、香港のカンフー映畫が、中國(guó)のカンフーを西側(cè)諸國(guó)の観衆(zhòng)の視野に入れた」、「80年代から90年代にかけても、香港映畫は映畫監(jiān)督や俳優(yōu)がハリウッド入りするステップボードだった」と論じた。
記事はさらに、「香港には現(xiàn)在も多くの映畫関連會(huì)社があり、多くの著名な映畫監(jiān)督の出身地であるなど、香港の映畫産業(yè)は力強(qiáng)く発展している」と紹介した上で「しかし今では、アジアの映畫市場(chǎng)は徐々に、中韓両國(guó)のコストをかける大作映畫に主導(dǎo)されつつある」と指摘した。
記事は最後の部分で、「香港の映畫審査機(jī)関は従來、中國(guó)中央より寛容な審査の態(tài)度を採(cǎi)用していた。中國(guó)中央は映畫の上映許可について、厳格な制限を設(shè)けてきた」と改めて論じた。(翻訳?編集/如月隼人)
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