2021年6月13日、仏國際放送局RFIの中國語版サイトは、主要7カ國（G7）サミットの結(jié)果にバイデン米大統(tǒng)領(lǐng)が満足する一方で、他國の首脳からは「中國敵視」の姿勢にくぎを刺す聲も聞かれたと報じた。

記事は、バイデン大統(tǒng)領(lǐng)が13日のG7サミット終了後に行われた記者會見で「共同宣言において中國を明確に名指ししたものの、その文言は當(dāng)初希望していたものに比べて強硬さに欠けているのではないか」との質(zhì)問を受けた際に「前回のサミットでは中國に言及しなかったが、今回は言及した。G7首脳は新疆や香港の人権侵害の明記に同意するとともに、中國の非市場的政策への対策を共同で打ち出した」と成果を強調(diào)したことを伝えた。

また、バイデン大統(tǒng)領(lǐng)が米中関係について「西側(cè)民主國家は中國自體と競爭しているわけではなく、世界各地の専制者や専制政府と爭っている。わが國も衝突を望んでいるわけではなく、協(xié)力できる部分は協(xié)力する。ただ、雙方には意見の相違もあり、そこははっきりと言う」とコメントしたことを紹介している。

一方で、マクロン仏大統(tǒng)領(lǐng)が記者會見上で「G7は中國を敵視するクラブではない。意見の相違は存在するが、G7は民主國家陣営としてあらゆる問題で中國と協(xié)力することができる」と述べ、イタリアのドラギ首相が「中國と協(xié)力する必要がある。ただ、雙方が共有しないこと、受け入れないことをはっきりしておく必要もある。中國は多國間ルールを遵守しない専制政府であり、民主國家とは世界観が異なる」と語ったことを伝えた。（翻訳?編集/川尻）