2021年6月14日、中國(guó)メディアの観察者網(wǎng)は、広東省の原子力発電所で放射線漏れが発生したとする米CNNの報(bào)道を「デマ」と否定する記事を掲載した。

記事は「中國(guó)の原発で放射線漏れの脅威とデマ流す、CNNがまた（モラルの）下限を突破してきた」と題し、CNNが13日に広東省臺(tái)山市の臺(tái)山原子力発電所から放射性物質(zhì)が漏れ出したと報(bào)じたことを紹介。同原発の建設(shè)と運(yùn)転で提攜している仏原子爐メーカー?フラマトムが米國(guó)政府に「中國(guó)で放射能漏れの脅威が迫っている」と訴え技術(shù)協(xié)力を求めてきたとの情報(bào)を伝えた。

また、CNNが「中國(guó)の安全當(dāng)局は、原発を停止させないために放射能モニタリング基準(zhǔn)を緩めている」「バイデン政権は、同原発は危機(jī)的レベルに達(dá)していないと認(rèn)識(shí)しているが、外國(guó)企業(yè)が一方的に米國(guó)政府に助けを求めるというのは尋常ではない」などと報(bào)じ、「東京電力福島第一原発クラスのリスク」と報(bào)じていることを「誇張である」と主張した。

その上で、中國(guó)國(guó)家原子力安全局が4月9日に発表した?jī)?nèi)容として、同原発で4月5日にごく微量の放射性希ガスが漏れる事故が発生したものの、放出量は年間排出限度値の0．00044％に過(guò)ぎない「クラス0の事故」だったと説明?！概_(tái)山原発を建設(shè)した中國(guó)広核集団が13日に発表した連続モニタリングデータでは、同原発周辺の環(huán)境指標(biāo)の値はいずれも正常だった」と伝えている。

同原発は仏企業(yè)が開(kāi)発した歐州加圧水型爐（EPR）2基を採(cǎi)用しており、1號(hào)機(jī)は2018年12月に、2號(hào)機(jī)は19年9月に運(yùn)転を開(kāi)始した。（翻訳?編集/川尻）