2021年6月11日、日本の華字メディア?日本新華僑報(bào)網(wǎng)は、日本の若者に見られる「寢そべり族」と「非寢そべり族」について、その根源にあるものは同じだとする文章を掲載した。以下はその概要。

近ごろ、中國(guó)では「躺平（寢そべり）」がホットワードになっている。日本語(yǔ)にすれば「低欲望」ということになる。日本の低欲望な若者は會(huì)社での出世を望まず、戀愛や結(jié)婚に消極的で、生活における消費(fèi)を抑える傾向にある。

大手製造企業(yè)に務(wù)める33歳の男性は「入社して數(shù)年は毎週3?4日は午後10時(shí)を過ぎないと帰れず、程なく體が言うことを聞かなくなった。毎日殘業(yè)して週末もオフィスで過ごすというのがこの會(huì)社での出世の代償だが、それで得られる生活は自分が望んでいるものではないと悟った」と語(yǔ)る。今後も昇給や昇進(jìn)を望まず、転職も考えない一方で、定時(shí)退社だけは守りたいという?！赶M(fèi)を抑えれば老後の心配はないし、自分の好きなことをする時(shí)間ができる。それに、友人の話では転職しても狀況が改善されるわけでなさそうだから」と理由を話した。

一方で、「寢そべり」を良しとしない若者もいる。東京で働く28歳の女性は、職場(chǎng)で精力的に活動(dòng)するだけでなく、投資を行ったり、副業(yè)でネットショップを経営したりしている?！傅陀工丐胃邢毪?qū)い亭毪取傅陀瞍扦瑜陿Sしく生きるなら、そういう選択もアリだと思う。ただ私は將來(lái)への強(qiáng)い不安があって、お金を節(jié)約するよりたくさんお金を手に入れる方法を考えた方がいいと思っている」と自身の考えを明かしている。

また、不動(dòng)産仲介企業(yè)に務(wù)める妻子持ちの31歳の男性は、より多くの給料を手に入れるために週末も顧客の相手をしている?！甘耸陇洗髩浃坤⒎颏趣筏聘赣Hとしての基本的な責(zé)任だと思う」と語(yǔ)った。

これらの日本人のエピソードからは、「寢そべり族」にしても「非寢そべり族」にしても、実は將來(lái)的な不安に駆り立てられているという部分は一緒であり、その焦りの表れ方が違うに過ぎない。彼らのような層が今後拡大し続ければ、社會(huì)や経済への影響は避けられなくなる。これも日本が抱えている問題なのだ。（翻訳?編集/川尻）