”裸キムチ映像”で中國産キムチの輸入が急減した韓國、わずか1カ月で元通り?=韓國ネット「情けない」

Record China    2021年6月18日(金) 17時20分

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17日、韓國メディアは、裸の男性が泥水のように濁った塩水で白菜を漬ける「裸キムチ映像」の拡散により不買運動が行われていた中國産キムチの輸入量が1カ月で増加に転じたと報じた。寫真はキムチ。

2021年6月17日、韓國メディア?韓國経済は、裸の男性が泥水のように濁った塩水で白菜を漬ける様子が収められた「裸キムチ映像」の拡散により不買運動が行われていた中國産キムチの輸入量がわずか1カ月で増加に転じたと報じた。

記事によると、韓國関稅庁の輸出入貿(mào)易統(tǒng)計で5月の中國産キムチの輸入量は前月比16.9%増の2萬1147トンを記録した。4月の輸入量は1萬8977トンで、16年7月以降最少となっていた。

輸入額も4月は991萬ドル(約10億8500萬円)で19年6月以降初めて1000萬ドルを下回っていたが、5月は9.9%増の1090萬ドルとなった。記事は「1カ月で再び平均水準(zhǔn)に回復(fù)した」と説明している。

韓國では3月に「裸キムチ映像」が拡散した後、消費者の間で中國産キムチを提供する飲食店を避けるなどの不買運動が行われ、輸入が急減していた。ところが今回再び増加に転じたことから、記事は「不買運動の勢いが弱まったのではないか」と指摘している。

こうした動きについて、食品?外食業(yè)界では中國産キムチと韓國産キムチの「圧倒的な価格差」が生んだ結(jié)果とみているという。中國産キムチの価格は韓國産の3分の1にも満たないため、消費者が不買運動をしても、実際に飲食店などが中國産を韓國産に変えるのは難しい狀況という。

一方、韓國のキムチ製造企業(yè)や地方自治體ではキムチの競爭力を上げるための研究も進んでいる。16日には全羅南道がキムチ生産企業(yè)の関係者らを集め、キムチの生産費削減技術(shù)に関する説明會を開催したという。

このニュースに韓國のネットユーザーからは「情けないな」「韓國人の鍋根性(熱しやすく冷めやすい)は深刻だ。いつもわっと盛り上がってすっと冷めてしまう」「韓國産を使ったら稼げない。飲食店の人たちがこんなマインドで商売しているから中國産が増えるに決まっている」と嘆く聲が寄せられている。

また「今も不買運動を続けている」「あの映像を見てから飲食店のキムチは絶対に食べない」と根強い聲や、「あの映像を見て初心を思い出そう」「1カ月に1回、テレビであの映像を流すべきだ」と提案する聲も。

その他「他の食べものも同じでは?」「問題はキムチだけではない。韓國の白菜に中國産の唐辛子粉を使ったら同じ」「不買したところで意味ないよ。中國産を韓國産と偽って出す店が多いだろうから」などの聲も見られた。(翻訳?編集/堂本

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