ワインの輸出が激減、オーストラリアが中國をWTO提訴へ=「中豪関係がさらに悪化」―獨メディア

Record China    2021年6月21日(月) 10時20分

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中國がオーストラリア産ワインに不當(dāng)廉売関稅を課していることについて、オーストラリア政府は19日、世界貿(mào)易機(jī)関(WTO)に提訴することを明らかにした。

中國がオーストラリア産ワインに不當(dāng)廉売関稅(アンチダンピング関稅)を課していることについて、オーストラリア政府は19日、世界貿(mào)易機(jī)関(WTO)に提訴することを明らかにした。獨メディアのドイチェ?ヴェレ中國語版は「すでに緊張していた中豪関係がさらに悪化することになる」と報じている。

オーストラリア政府は同日の聲明で、この決定は「オーストラリアの醸造業(yè)の利益を守るため」と強(qiáng)調(diào)した。6カ月前には、オーストラリアは中國の大麥製品に対する「懲罰的関稅」をめぐりWTOに抗議していた。ただ、同聲明では「紛爭解決のために中國側(cè)と直接協(xié)議することについて、常にオープンな姿勢を持っている」とも言及した。

仏AFP通信は、「オーストラリアと最大の貿(mào)易相手國である中國との間の紛爭が再びエスカレートしたもの」と指摘。オーストラリアのモリソン首相は「経済的脅迫をしようとする國には対応する」と繰り返し警告してきたと伝えた。

中國は昨年11月、ダンピングを理由にオーストラリア産ワインに最高で218%の関稅を課すことを決定。最大の海外市場である中國のこの措置により、オーストラリアのワイン産業(yè)は大きな打撃を受けた。當(dāng)局のデータによると、昨年12月から今年3月までのオーストラリアの対中ワイン輸出量は前年同期比で96%減少したという。

オーストラリアのテハン貿(mào)易相は、WTOの訴訟手続きは困難を伴い、2~4年かかることが予想されるとし、「あらゆる可能なメカニズムを利用して、中國政府と貿(mào)易紛爭およびその他の意見の相違を解決するよう努める」と表明した。(翻訳?編集/北田

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