2021年6月21日、韓國?オーマイニュースによると、韓國の文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)がスペイン訪問中に閲覧した古地図「朝鮮王國全図」の意味について、保坂裕二?世宗大教授（世宗大學(xué)獨(dú)島総合研究所所長）が見解を述べた。

記事によると、文大統(tǒng)領(lǐng)は16日午後、マドリードにあるスペイン上院図書館を訪れた。その際、同図書館のゴンザレス館長は朝鮮王國全図を文大統(tǒng)領(lǐng)に見せて「1730年代の朝鮮半島の地図」だと説明し、「韓國人にとって最も興味深い記録だと思う」と話したという。これに対し、文大統(tǒng)領(lǐng)は「獨(dú)島（竹島の韓國名）が韓國領(lǐng)であることを示す非常に大切な資料だ」として謝意を表した。多くの韓國メディアもこれを速報(bào)で伝えていた。

この地図の意味について、日系韓國人で日韓関係の専門家である保坂教授は「新たに発見されたものではなく、すでに多くの研究者が知っているもの」と指摘した。ただ「もし館長が自ら獨(dú)島を指さしてそう説明したのなら大きな意味を持つ」とし、「スペインが獨(dú)島を韓國領(lǐng)と認(rèn)めたことになり、日本も反論できない」と話したという。記事は「ゴンザレス館長が単に朝鮮王國全図を見せただけだったのなら獨(dú)島を発見した文大統(tǒng)領(lǐng)の鋭さを稱賛すべきこと。一方でスペイン側(cè)が先に獨(dú)島の話を持ち出したのなら、獨(dú)島を韓國領(lǐng)と認(rèn)めたことになり、友好の意思表示だ」と説明している。

これに関し、韓國大統(tǒng)領(lǐng)府関係者は「ゴンザレス館長が文大統(tǒng)領(lǐng)に朝鮮王國全図を見せつつ『ここが獨(dú)島』と教えてくれたので、文大統(tǒng)領(lǐng)が近寄り地図を閲覧した」とし、「文大統(tǒng)領(lǐng)が地図に獨(dú)島があるかどうか確認(rèn)する（時(shí)間的）余裕もなかった」と話したという。

これを受け、韓國のネットユーザーからは「ありがとう、スペイン」「日本の目を気にせず、クールに認(rèn)めてくれたスペイン。好感度が急上昇」「素晴らしい成果だ」「スペインのものをたくさん買ってあげないと！」など喜ぶ聲が続出している。

また、スペイン側(cè)の意図について「スペインにある日本の自動(dòng)車工場が閉鎖したことで大量に失業(yè)者が出たから」「スペインは今、韓國企業(yè)の進(jìn)出を願(yuàn)っている。それに半導(dǎo)體分野にも関心が高いからね。これこそが外交だ」と予想する聲も。

その他、「地図には対馬も記されている」との主張も出ており、「ついに対馬を取り返すときが來た」「メディアは対馬の方を大きく取り上げるべき」「これからは韓國も攻撃的な歴史教育を行わないと」と求める聲が數(shù)多く上がっている。（翻訳?編集/堂本）