6月18日のネット販促イベント「618セール」は、1カ月近くにもわたり長々と行われた。世代別にみると「95後（1995年以降生まれ）が最もアクティブな消費(fèi)活動(dòng)をみせており、「楽しさが何よりも大事、お金を使うことで自分をもっと楽しくする」という彼らの考え方がその爆買いの原動(dòng)力となっている。

「618」初日、ゲーム機(jī)の売り上げは前年同期比376％増加した。また、洗濯や食事作り、靴磨きといった家事に対し、95後の若者たちは「機(jī)械ができるものは自分ではやらない」という考えを抱いている。

統(tǒng)計(jì)データによると、2021年以降、食洗機(jī)や靴専用洗濯機(jī)、掃除ロボットの消費(fèi)は200％以上の伸びを示している。このように95後の若者たちは、自分の時(shí)間を得るためにはお金を払うことも厭わないことが見て取れる。

消費(fèi)者信頼感の面からみてみると、若い世代は、國産品に対する信頼度が高く、その程度は空前の高まりを見せている。統(tǒng)計(jì)データによると、2021年1月から5月までの間、95後の消費(fèi)者は、國産品の売り上げの約4割に寄與した。國産ブランドに対する彼らの信頼度のかつてない高さから、國産品は「黃金時(shí)代」を迎えたといえよう。

■「618」とは？

ネット販促イベント「618」は、中國のECサイト大手「京東商城（JD．com）」を運(yùn)営する京東集団の設(shè)立日が6月18日だったことに由來している。同サイトが會社設(shè)立日に一連の大規(guī)模な販促キャンペーンを打ち出したところ、「618」は次第に、毎年11月11日のアリババが始めたネット販促イベント「雙十一」と並ぶ、中國のEC市場全體を巻き込んだネットショッピングの一大イベントとなっている。（提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/KM）