中國はなぜワクチン接種が進んでいるのに入國制限を緩和しないのか―獨紙

Record China    2021年6月24日(木) 5時20分

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ドイツ紙フランクフルター?アルゲマイネ?ツァイトゥング(電子版)は21日、「中國はなぜワクチン接種が進んでいるのに入國制限を緩和しないのか」とする記事を掲載した。寫真は広東省でのワクチン接種。

中國紙?環(huán)球時報(電子版)によると、ドイツ紙フランクフルター?アルゲマイネ?ツァイトゥング(電子版)は21日、「中國はなぜワクチン接種が進んでいるのに入國制限を緩和しないのか」とする記事を掲載した。

記事はまず、中國の新型コロナウイルスワクチンの接種狀況について、「先週日曜日(20日)に接種回數(shù)が10億回を超えた。これまで世界で実施されたワクチン接種の3分の1以上に相當する。中國では毎日1800萬~2300萬回の接種が行われ、全世界の半數(shù)を占めている」とした。

その上で、「中國人は接種を急いでいるが、入國制限の緩和には慎重だ」と指摘。すべての入國者は、到著直後にホテルの部屋で2?3週間隔離される。その間、血液検査を含む14回のコロナ検査が行われるとした。

記事は、中國の疾病予防管理當局者の話として、2022年後半まで入國制限が緩和される可能性は低いと紹介?,F(xiàn)在、地域を限定した緩和の実現(xiàn)可能性について検討されているが、その前提となるのは國民のワクチン接種率が80%に達することで、中國は年末までの接種率目標を70%に引き上げたが、來年になるまで80%には到達しないとした。

記事は、中國が緩和を望まない主な理由は、政府の「ゼロ容認政策」にあり、中國では1年以上も新規(guī)感染がほとんどなかったが、最近の広東省のように、政府はどんな小規(guī)模な流行の発生においても厳格な措置を講じると指摘。深センの空港內(nèi)飲食店従業(yè)員の変異株「デルタ株」への感染が判明したことを受け、數(shù)百便がキャンセルされ、居住區(qū)が封鎖され、省內(nèi)の感染者が100人に及ぶと、多くの都市で數(shù)日のうちに大規(guī)模なPCR検査が行われたことを取り上げた。

また、中國政府は來年2月に北京とその周辺地域で開催予定の冬季五輪にも目を光らせているとし、開催地の一つである張家口市崇禮區(qū)では全住民が當局からワクチン接種を求められ、開閉會式といくつかの競技が行われる北京では2回目の接種を終えた人の割合が70%に達したとも伝えている。(翻訳?編集/柳川)

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