カナダ?ブリティッシュコロンビア州の寄宿學(xué)校の跡地から215人の子どもの遺骨が発見されたことをめぐり、中國(guó)などが調(diào)査を呼び掛けた。米華字メディア?多維新聞が22日付で伝えた。

カナダの先住民の代表が5月27日、100年以上前に建てられた同校の跡地でレーダーを使った探索を行ったところ、當(dāng)時(shí)在籍していたとみられる215人の遺骨が確認(rèn)されたと発表した。中には3歳の子どもの遺骨もあったという。

寄宿學(xué)校は139あったとされ、カナダ政府の意向でカトリック教會(huì)が運(yùn)営、強(qiáng)制的に入學(xué)させられた先住民らは15萬(wàn)人に上り、校長(zhǎng)や教師から性暴力を含む虐待を受けていたとされる。

22日の第47回國(guó)連人権理事會(huì)で、中國(guó)はロシア、ウクライナ、イラン、北朝鮮、シリア、ベネズエラなどと共同でこの問(wèn)題に言及。中國(guó)代表団の蔣端（ジアン?ルイ）公使は「われわれは先住民族に対するすべての犯罪に対して徹底的かつ公正な調(diào)査を展開し、それらの犯罪者を裁判にかけ、被害者に全面的な救済を提供することを呼び掛ける」と述べた。

なお、記事は「カナダと中國(guó)は今回の人権理事會(huì)で互いにやり合っている」と指摘。これに先立ち、カナダが40余りの國(guó)と共に香港や新疆ウイグル自治區(qū)の問(wèn)題で中國(guó)を批判していたことを伝えた。（翻訳?編集/北田）