東京五輪開催を7月に控え、朝鮮日報(bào)は「今夏、東京で見たい克日」とのコラムを掲載した?！父预溶娂o(jì)を叫んで『やればできる』と選手を追い立て、メダルさえ取れれば拍手される文化は日本から」と指摘。順位は別に堂々と笑っている若者に拍手を送ってこそ「韓國人は変わる」と呼び掛けた。

コラムは「ユニクロを著てトヨタ車に乗ったら極悪な『土著倭寇（わこう）』のレッテルを貼られてしまう世の中だが、スポーツは依然として親日的だ」と前置き。韓國にも根強(qiáng)い「メダル至上主義」は日本から來たとして、そのルーツを1964年の東京五輪女子バレーボール決勝で當(dāng)時(shí)、最強(qiáng)といわれたソ連を破った日本チームの大松博文監(jiān)督に求めた。

この中では「監(jiān)督自ら編み出した新技術(shù)『回転レシーブ』と『時(shí)間差攻撃』。機(jī)械のような組織力で勝ち進(jìn)んだ日本女子バレーは『東洋の魔女』と呼ばれたが、実情は魔女と言うより獣に近かった」と説明?！竻⒂Qに來た人はいずれも『ここは地獄』と絶句』するような厳しい練習(xí)があった」と述べた。

大松監(jiān)督の人生観を変えたのは太平洋戦爭。生き地獄といわれた戦爭末期のインパール戦線から帰還した監(jiān)督は「いかなる肉體的困難も精神力で克服する」「歴史は勝者のもの」「汗に血を加えろ」「勝つことが一番」を?qū)Wんだ。

スポーツが敗戦の恨みを晴らす手段だった。ソ連と試合をするとなったら「奪われた北方領(lǐng)土を思い出して敵を殺せ」と激しく選手にハッパを掛けた。大松監(jiān)督は「名將」と仰がれ、76年モントリオール五輪で銅メダルを取った韓國女子バレーチームも特別指導(dǎo)を受けた。

コラムは「こんな金メダルの方程式が韓國にも渡って來て、體育の現(xiàn)場を青あざだらけにした」と言及?！弗攻冤`ドスケート?ショートトラックの沈錫希選手、トライアスロンの故?崔淑賢選手が告発し、バレーボールの李在英?多英姉妹のいじめ論爭が示唆するように、韓國スポーツの成果至上主義と暴言?暴力の問題は現(xiàn)在進(jìn)行形だ」と続けた。

その上で「7月に東京で2度目のオリンピックが開かれる。感激であれ絶望であれ、選手の涙は見たくない。代わりに後悔なく努力し、すべて終わって心の中がすっきりした晴れやかなほほ笑みが見たい」と強(qiáng)調(diào)?！疙樜护嗓Δⅳ恧Δ忍谩─刃Δ盲皮い肴粽撙伺氖证蛩亭盲皮长?、韓國人は変わる。これこそ『やればできる』ことであって、今年の夏に東京でぜひ見たい克日だ」と結(jié)んだ。（編集/日向）