次期韓國(guó)大統(tǒng)領(lǐng)選で野黨の有力候補(bǔ)とされる尹錫悅?前検察総長(zhǎng)がリングに上がる前から危機(jī)を迎えている、と韓國(guó)各紙が相次いで報(bào)じた。尹氏の家族に関する疑惑をまとめたという「Xファイル」も登場(chǎng)。來(lái)年3月の選挙本番を見(jiàn)據(jù)えた足の引っ張り合いが早くも始まりつつある。

中央日?qǐng)?bào)とハンギョレ新聞が尹氏の悪材料としてまず取り上げたのは、イ?ドンフン報(bào)道官の突然の辭任劇。朝鮮日?qǐng)?bào)の論説委員だったイ氏は10日、報(bào)道擔(dān)當(dāng)に內(nèi)定したが、10日後に辭任したのだ。尹錫悅氏の陣営は「健康などの理由でこれ以上、報(bào)道官職を遂行するのは難しいという意を明らかにしたため、前総長(zhǎng)は殘念に思いながら受け入れた」と説明した。

今回の辭任劇について、ハンギョレ新聞は「大衆(zhòng)と直接コミュニケーションを取ろうとせず、一方的にメッセージを発信してきた『尹錫悅流非対面伝言政治』の限界が露呈した」と指摘?！缸苑证伟k言をそのまま伝えろ」という前総長(zhǎng)の要求と政務(wù)參謀としての役割も果たすという報(bào)道擔(dān)當(dāng)の判斷が衝突し、大統(tǒng)領(lǐng)選挙陣営が公式発足する前の辭任につながったと解説した。

背景にあるのは前総長(zhǎng)の最大野黨「國(guó)民の力」への入黨問(wèn)題。前総長(zhǎng)は早期入黨説を「あらゆる選択が開(kāi)かれている」「自分の進(jìn)むべき道を行く」とやんわり否定してきたが、イ報(bào)道官は18日、KBS（韓國(guó)放送公社）ラジオ番組で「國(guó)民の力入黨は當(dāng)然のこととして受け止めてもよいのか」という進(jìn)行者の質(zhì)問(wèn)に「そう考えてもよい」と入黨を既成事実化。尹錫悅氏が中央日?qǐng)?bào)などとの電話(huà)で「今、入黨に関する話(huà)をするのは國(guó)民に対する道理?禮儀でない」とし、報(bào)道官の発言を自ら収拾する一幕があった

「Xファイル」は19日、保守陣営の政治評(píng)論家のチャン?ソンチョル「共感と論爭(zhēng) 政策センター」所長(zhǎng)がフェイスブックに「先日、尹錫悅前総長(zhǎng)と夫人、夫人の母親の疑惑が整理された一部の文書(shū)化されたファイルを入手した」と投稿。「尹前総長(zhǎng)に大きく期待したが、こうした疑惑を受ける方が國(guó)民の選択を受けるのは非常に難しいだろうというのが苦心の末に出した結(jié)論」と書(shū)き込み、波紋を広げている。

これに対し、「國(guó)民の力」側(cè)は「味方陣営からの手りゅう弾が爆発した」などと反応。同黨の金在原?最高委員はフェイスブックに「（Xファイルを）単に『見(jiàn)た』のではなく、『防御は難しい』『尹錫悅は終わった』という意味で、『尹錫悅では（大統(tǒng)領(lǐng)選挙での勝利は）難しい』と主張するのが、チャン所長(zhǎng)の意図」と非難した。

黨內(nèi)からは「前総長(zhǎng)を引きずり下ろすための陰濕な政治工作のにおいが漂い始めた。野黨の一部関係者が（與黨の）共に民主黨と內(nèi)通し、スパイの役割をしているのではないかと疑問(wèn)に思う」などの聲も飛び交っている。（編集/日向）