2014年5月9日、中國(guó)紙?環(huán)球時(shí)報(bào)（電子版）は韓國(guó)メディアが中國(guó)漁船の韓國(guó)領(lǐng)海內(nèi)の違法操業(yè)を大々的に報(bào)じているのは「セウォル號(hào)沈沒事故に対する國(guó)民の怒りを中國(guó)に向けさせる目的だ」と指摘した。

【その他の寫真】

韓國(guó)紙?朝鮮日?qǐng)?bào)は2日、1面で「セウォル號(hào)の沈沒事故収拾に追われている隙に、中國(guó)漁船が仁川?延坪島の沖合を占領(lǐng)している」と報(bào)じた。9日付の同紙でも、2面に大きな寫真入りで「中國(guó)漁船が韓國(guó)の危難に乗じて漁場(chǎng)を荒らしている」と伝えている。これはまさに國(guó)民の目をセウォル號(hào)沈沒からそらさせ、國(guó)內(nèi)に渦巻く怒りや不満を中國(guó)に向かわせようとするものだ。

9日付の朝鮮日?qǐng)?bào)は、「黃海は中國(guó)海、海洋警察の打つ手なし」と題した記事を掲載。副題には「セウォル號(hào)沈沒事故による海洋警察の人手不足に乗じて、中國(guó)漁船が漁場(chǎng)を占領(lǐng)」と記されている。同紙によると、8日午前に黒山島の西北65kmの海域で操業(yè)中の中國(guó)漁船が発見された。同船は操業(yè)許可証を掲げていたが偽造されたものである可能性が高く、取り締まりの対象となるべきものだった。だが、海洋警察は現(xiàn)在、セウォル號(hào)沈沒事故の行方不明者捜索に全力を挙げており、違法操業(yè)の外國(guó)船を取り締まる余力はないという。

沈沒事故の起きた4月16日から5月8日までの間、韓國(guó)海洋警察が黃海上で違法操業(yè)した中國(guó)船を1隻も拿捕（だほ）していないが、2012年の同期間中には28隻の中國(guó)船を拿捕していると同紙は報(bào)じている。（翻訳?編集/本郷）