2014年5月9日、中國(guó)のコラムサイト?百度百家に「抗日『神』ドラマが憎しみの種を植え付ける」と題した記事が掲載された。

【その他の寫(xiě)真】

最近の抗日ドラマはますます「神懸かり」になっている。銃を持った日本兵に中國(guó)人はナイフで抵抗して負(fù)かす。ゴム銃を手にした少年が日本兵をバタバタと打ち倒す。か弱い中國(guó)人女性でさえ、弓で日本兵を1人殘らず撃ち殺してしまう。もしこれが真実なら、日本軍を追い出すのに8年もかからなかった。今頃は全世界が中國(guó)のものになっていただろう。

「抗日ドラマはフィクションでいい。見(jiàn)終わったらそれで終わり。史実に忠実なドラマや映畫(huà)を作る必要はないし、作ることもできない。想像力を無(wú)限大に働かせて面白くすればいいんだ」という主張もある。

だが、問(wèn)題は抗日ドラマの內(nèi)容ではなく、その効果だ?？谷榨丧楗蓼现袊?guó)人の愛(ài)國(guó)心と民族主義を育てる。しかし、このようなドラマで育った愛(ài)國(guó)心や民族主義は破壊性を含んでいる。こうした愛(ài)國(guó)心に染まった人間は、反日デモなどで日本車(chē)を見(jiàn)れば破壊するような暴力を振るうようになる。グローバル化が進(jìn)む今、民族主義から日本製品のボイコット運(yùn)動(dòng)を行うのは、自分で自分の首を絞めるようなものだ。

抗日ドラマから日本人に対する恨みを植え付けられた若者は、その恨みを現(xiàn)実の行為で晴らす可能性がある。憎しみの種がまかれ、芽を出し、その花が咲けば、世界は狂気に満ちてしまうだろう。（翻訳?編集/本郷）