2014年5月10日、新華社によると、中國(guó)の程永華（チョン?ヨンホア）駐日大使は9日、東京で開(kāi)催された日中懇談會(huì)で「日中関係の困難と活路」と題した講演を行い、現(xiàn)在の日中関係を「重癥患者」に例え、「病狀」を観察する必要があり、「病因」を根治するためには「処方箋」を探す必要があると指摘した。

【その他の寫(xiě)真】

程大使は、現(xiàn)在の日中関係は國(guó)交正?；詠?lái)最も困難な局面に直面しているとし、「病狀」として領(lǐng)土や歴史、軍事、安全保障などさまざまな問(wèn)題が同時(shí)に出現(xiàn)し、複雑に交錯(cuò)していると指摘。尖閣諸島の國(guó)有化や靖國(guó)參拝問(wèn)題など、日中関係悪化の直接的な「病因」は日本側(cè)にあると主張した。

その上で、悪化した「病狀」を表面上だけでなく根本から治療し、長(zhǎng)期的に有効な「処方箋」を共同で探ることが必要であると提案し、具體的に次の4つの手がかりを示した。

1．歴史問(wèn)題や尖閣問(wèn)題など、政治上の重要な障害をうまく処理しなければならない。これは両國(guó)関係の改善にとって避けて通ることのできない道である。

2．危機(jī)管理を十分に行い、ささいないざこざが大きな爭(zhēng)いに発展しないよう防止することは、両國(guó)が必ず守らなければならない最低ラインである。

3．実務(wù)面での協(xié)力を引き続き維持し、推進(jìn)していくことが両國(guó)関係を確保するために必要な保障である。

4．相互に正確な認(rèn)識(shí)と位置づけを把握し、政策の基調(diào)を積極的に確認(rèn)することが、両國(guó)関係が正しい軌道へ向かう根本の條件である。

程大使はさらに、中國(guó)の発展は日本を含む世界により多くの発展の機(jī)會(huì)を引き続き提供できると強(qiáng)調(diào)。中國(guó)は平和発展の道を踏み外すことはなく、世界の平和安定の維持に盡力していくと述べた。

また、中國(guó)は周辺諸國(guó)と良好な関係を築いていくとし、「日本は中國(guó)の重要な隣國(guó)。中國(guó)は少人數(shù)の誤った言動(dòng)と、平和を愛(ài)する多くの日本人とを區(qū)別し、多くの日本人と仲良くし、日本の各界と交流や協(xié)力を進(jìn)めたいと思っている」と述べた。

一方で、「もちろん、中國(guó)が周辺で問(wèn)題を起こすことはないが、中國(guó)は事を穏便に解決するために國(guó)家の主権や安全?利益、民族の尊厳を犠牲にはしない。外部勢(shì)力の悪意ある挑発が引き起こした結(jié)果を黙って受け入れることはない」と強(qiáng)調(diào)した。（翻訳?編集/HA）