2014年5月8日、AFP通信によると、世界保健機(jī)関（WHO）が7日に発表した研究報告書で、大気中の微小粒子狀物質(zhì)（PM2．5）の濃度が一番高かったのはインドの首都ニューデリーであるという結(jié)果が出たが、これに対しインド當(dāng)局は不満を示している。9日付で環(huán)球時報が伝えた。

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91カ國?地域の1600都市の大気汚染に関する研究結(jié)果を示した同報告書によると、ニューデリーのPM2．5平均濃度は153と最も高く、大気汚染が深刻な北京の3倍、ロンドンの10倍という數(shù)値だった。この數(shù)値はニューデリーの大気測定所5カ所の2010?2013年におけるデータから算出したもの。WHOはこの數(shù)値に都市ランキングの意図はないと強(qiáng)調(diào)している。

しかしこの報告書に対し、インド當(dāng)局は「客観性に欠け、誤解を招くものだ」と強(qiáng)い不満を示し、首都の各地點に設(shè)置された10カ所の大気測定所における2011?2014年の平均データを比べれば、ニューデリーと北京の數(shù)値は同じ程度になるはずだと強(qiáng)調(diào)した。今年1月に米イェール大學(xué)とコロンビア大學(xué)の専門家が発表した環(huán)境パフォーマンス指數(shù)でも、ニューデリーは世界で最も汚染の深刻な都市であると評価され、その汚染レベルは北京の2倍という結(jié)果が出ている。あるメディアは、ニューデリーの大気が北京に比べきれいだろうと汚かろうと、大気汚染対策への取り組みという點では北京よりも遅れていることは間違いないと指摘している。（翻訳?編集/藤）