「わが國宇宙ステーションは見てくればかりで危険なシロモノ」中國ネット民が議論―米華字メディア

Record China    2021年6月28日(月) 19時20分

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中國初の宇宙ステーション「天和」の內(nèi)部は國際宇宙ステーションに比べて整然としているが、実際には大きな問題があるとの投稿があった(寫真參照)。

米國の華字メディア「多維新聞」によれば、運用が始まったばかりの中國初の宇宙ステーション「天和」について、中國のインターネットでは、國際宇宙ステーション(ISS)の映像と比較すれば、見た目は整然としているが、そのことは逆にリスクがあることを示すと主張する投稿があったことで議論が発生した。

「天和は危険」との主張は、公開された「天和」內(nèi)部の映像/畫像と、米國が主導(dǎo)するISSの映像?畫像の比較に基づく。ISSのでは、壁一面にコード類がはっている。一方の「天和」の壁はすっきりとしている。一見するとISSの船內(nèi)は亂雑を極めており、「天和」船內(nèi)は良好な秩序が保たれているように思えるが、投稿者はISSの方が合理的と論じた。

投稿者は「天和は危険」とする理由として、「コード類がむき出しになっていれば、問題が発生した場合に場所を特定して修理することは容易だ。わが國の場合は美観を求めており実用的ではない。問題が発生した場合に場所を探すのが難しい。特に、萬一ショートでも発生した場合には、面倒なことになる」と主張した。

この主張に対しては、反論も多く寄せられた。「あまりにも主観的」「薄汚いなら科學(xué)的で、きちと整っていたら実用的でない?。問題が(発生しても場所が)見つからない? 。あまりにも強引な主張だ」などの投稿があり、「米國に土下座」式の発想ではないかとの見方を示した人も多い。

最初の投稿者は再反論する文章を投稿した。まず、自説に反論したネットユーザーは「『米國人は中國人より賢い』を認める勇気がない」と批判。さらに「(自らの)國家全體、さらに民族全體にやみくもに自信を持つことはよいことなのか。勇気を持って、自らには確かに至らない面があると認めねばならない。そうでこそ、全力で取り組むための突破口を見つけることができる」と論じた。

最初の投稿者は「科學(xué)の分野において、われわれはカーブで追い越しをしようなどと望んではならない。他人の數(shù)十年の経験は、やはり取り入れるべきだ。一歩、一歩進むべきだ」とも主張した。多維新聞は同主張について、中國が科學(xué)技術(shù)の開発を性急に進めていることに対して「暗に批判を込めた」と評した。(翻訳?編集/如月隼人

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