2021年6月27日、韓國?ヘラルド経済は「2019年7月の日本による対韓國輸出管理強(qiáng)化の後、縮小していた対日貿(mào)易赤字の規(guī)模が、再び拡大している」と伝えた。

韓國貿(mào)易協(xié)會と関稅庁によると、今年1～5月の対日貿(mào)易赤字は100億ドル（約1兆1070億円）で、前年同期（74億ドル）比で35％増加した。この期間の対日輸出は117億ドルで前年同期比6．6％増だったのに対し、日本からの輸入は217億ドルで同17．8％の急増を記録した。対日貿(mào)易赤字が100億ドルを超えたのは5カ月ぶりで、年間赤字規(guī)模も日本による輸出管理強(qiáng)化と日本製品不買運(yùn)動以前の水準(zhǔn)に戻る見通しだという。

韓國にとって日本は赤字第1位の貿(mào)易相手で、04年から年間200億～300億ドル規(guī)模の貿(mào)易赤字を計(jì)上してきた。輸出管理強(qiáng)化と不買運(yùn)動の影響で19年には赤字幅が16年ぶりの最小値（192億ドル）を記録したが、昨年は再び209億ドルまで拡大した。記事は、この貿(mào)易赤字の再拡大について「韓國の輸出好調(diào)の影響が大きい」と説明している。韓國は中間財(cái)を輸入?加工し輸出する貿(mào)易構(gòu)造のため、半導(dǎo)體輸出などの好調(diào)により、日本からの素材?部品輸入が増え、貿(mào)易赤字の拡大につながった。今年1～5月の日本からの中間財(cái)輸入は前年同期比14．8％増の137億ドルで、全輸入（217億ドル）の半分以上を占めているという。

産業(yè)研究院は「日本の輸出管理強(qiáng)化後、素材?部品の新たな供給ラインを構(gòu)築してきたが、先端技術(shù)が必要な部品は以前として日本に依存している」「日本が數(shù)十年かけて培ってきた技術(shù)に短期間で追い付くのは難しいのが実情だ」と指摘している。韓國政府が進(jìn)めている素材?部品?裝備産業(yè)の支援政策が今後も続くと仮定しても、効果が現(xiàn)れるまでには10年以上かかるという。

また記事は、日本製品不買運(yùn)動により日本車や日本製ビールの輸入が激減し、化粧品?ファッションブランドの撤退や店舗數(shù)縮小などが起きたものの、「最近は不買運(yùn)動の風(fēng)が少しずつ治まっている雰囲気だ」と伝えている。今年1～5月の消費(fèi)財(cái)輸入額は13億ドルで、前年同期比28．7％増加。同期間の日本車ブランドの累積販売數(shù)は前年同期比5．4％増の7702臺。ビールの輸入も前年同期比21．2％増の300萬ドルとなっている。

この記事に、韓國のネットユーザーからは「日本に家を購入したり、留學(xué)したり、レクサスに乗ったり…。韓國には骨の髄まで親日の売國奴議員が多すぎる」「日本製品を根絶やしにしなければ」「行かない、乗らない、食べない」「こっちばかり輸入して、日本は韓國製品を拒絶している」「中間財(cái)は仕方ないことだが、消費(fèi)財(cái)はどういうことだ？特に車。みんな、もっとちゃんと考えて購入しよう」「愛國精神がないのか。日本の物、中國の物は買うのをやめよう！」など、不買運(yùn)動継続を訴えるコメントが殺到している。

一方で「不買運(yùn)動には限界がある。製造業(yè)が日本製品を代替しないと、大きな効果は期待できないよ」「素材?部品?裝備の分野では、韓國と日本には50年以上の格差がある。それをよく理解した上で対処していかないと」「韓國は日本から部品や素材を輸入しないと、完成品を他國に輸出することができない。それでも輸入をやめろと言うのか？」といった意見も見られた。（翻訳?編集/麻江）