四川省で中國最小の恐竜足跡を発見、長さわずか10.2ミリ―中國メディア

人民網(wǎng)日本語版    2021年6月29日(火) 14時50分

拡大

四川省の自貢恐竜博物館は26日、自貢市富順県で保存狀態(tài)が良好な複數(shù)の恐竜の足跡を発見したと発表した。

(1 / 2 枚)

四川省の自貢恐竜博物館は26日、同博物館の研究館員である彭光照(ポン?グアンジャオ)氏、葉勇(イエ?ヨン)氏と副研究館員の江山(ジアン?シャン)氏、中國地質(zhì)大學(北京)の準教授の邢立達(シン?リーダー)氏ら中國內(nèi)外の古生物學者からなる研究チームがこのほど、自貢市富順県で保存狀態(tài)が良好な複數(shù)の恐竜の足跡を発見したと発表した。うち長さ10.2ミリメートルしかない小さな恐竜の足跡は、獣腳類の早成性もしくは超早成性の成長戦略を解明する可能性がある。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

その他の寫真

同博物館が今回公募で集めた標本は8點の足跡化石だ。足跡の輪郭を正確に浮かび上がらせるため、研究チームは3次元畫像による再建を行い、データ分析可視化と3次元點群処理ソフトで3次元畫像を作成した。この過程において、5番化石の非常に小さな足跡が學者たちの注意を引きつけた。5番化石は約0.35平方メートルで、少なくとも44個の3本指の足跡がある。足跡の密度は1平方メートルあたり約120個。うち1つの足跡が非常に小さく、長さ10.2ミリメートル、幅9.6ミリメートル。3本指がはっきり見て取れ、中でも3本目の指が最も目立つ。はっきりとした肉趾はなく、すべての指に相対的に鈍い爪痕がある。同足跡は中國で現(xiàn)在記録されているうち最も小さい恐竜の足跡だ。

関係分野の學者によると、富順の小さな足跡が獣腳類の生まれたばかりの頃の足跡であるとするならば、これは早成性もしくは超早成性の成長戦略の可能性が高いという。早成性もしくは超早成性は、主竜類の古い特徴の一つであり、一部の恐竜(例えばトロオドン、エナンティオルニス類)及びその他の脊椎動物(例えば翼竜)に見られる。同時に恐竜の足跡に基づき、恐竜の當時の運動狀態(tài)、例えば歩行、走行さらには水泳などを判斷できる。(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/YF)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業(yè)務(wù)提攜

Record Chinaへの業(yè)務(wù)提攜に関するお問い合わせはこちら

業(yè)務(wù)提攜