2021年6月28日、頭條新聞は、江西省で幹線道路の信號機を全て赤に変えて交通を混亂させた男が行政処分を受けたと報じた。

記事は、江西省贛州市で先日、幹線道路が通る交差點の信號機に異常が発生し、全ての方向が赤信號に変化して交通に混亂が生じたと紹介。警察官が現(xiàn)場付近の監(jiān)視カメラを調(diào)べたところ、バイクに乗っていた男が交差點脇の制御ボックスを操作するような動きを見せていたことを発見、現(xiàn)場に張り込んで男を確保し、事情を聞いたと伝えた。

そして、男が制御ボックスを開けて信號の色を勝手に操作していたことを自供し、行政拘留7日間の処分を受けたとした。男によると、ネット上の動畫を通じて信號機の修理を獨學し、特殊な工具によりボックスを開ける方法を習得したという。全方向を赤信號にした理由については「全部赤ならより安全になるだろうと思った」と話しているという。

この件について、中國のネットユーザーは「そういや以前には信號機の制御ボックスを勝手に開けて電動バイクを充電して捕まったおばさんもいたな」「常識知らずである以前に、暇すぎるだろ」「あんたが外出しなきゃ街はもっと安全だ」「頭脳の使いみちを間違えてるよ」「全方向を青信號にすることを選ばなかったのが幸いだな」「全員赤信號で止めておいて、自分だけは信號無視して通過しようとしたのか。そりゃ安全だわな」といった感想を殘している。

また、「動畫サイトのハウツーもの、守備範囲が広すぎやしないか」「こういう動畫の規(guī)制も必要ではないのか」など、ネット上で公開されている動畫にも問題があると指摘するユーザーも少なからず見られ、「法律の常識を教える動畫こそ必要だ」という意見もあった。（翻訳?編集/川尻）