2014年5月8日、中國(guó)鉄建（チャイナ?レイルウェイ?コンストラクション）は海外で初めて「中國(guó)の技術(shù)規(guī)格」を全面的に採用して敷設(shè)される電化路線鉄道「エチオピア?ジブチ鉄道」のレール敷設(shè)工事が始まったことを明らかにした。現(xiàn)地時(shí)間8日午前9時(shí)50分、エチオピア東部の都市ディレ?ダワでレール敷設(shè)工事がスタートした。エチオピアのハイレマリアム?デサレン首相が敷設(shè)著工式典に出席した。中國(guó)鉄建中土集団の大型レール敷設(shè)機(jī)が長(zhǎng)さ約25メートルのレールをゆっくりと敷いていく。今回のプロジェクトは前世紀(jì)のタンザニア?ザンビア鉄道に続いて中國(guó)が海外で敷設(shè)する國(guó)際鉄道となり、中國(guó)鉄道の「海外進(jìn)出」戦略におけるより強(qiáng)力な一歩を象徴している。

【その他の寫真】

■全パーツに中國(guó)製品を採用

エチオピアージブチ鉄道はエチオピアの首都アジスアベバとジブチ共和國(guó)の首都ジブチ市を結(jié)ぶ全長(zhǎng)740キロメートルの鉄道。全線で中國(guó)二級(jí)電鉄規(guī)格を採用、設(shè)計(jì)時(shí)速は120キロ。投資総額は約40億ドル（約4068億円）で、うち約7割は中國(guó)輸出入銀行の融資でまかなわれる。同プロジェクトは2012年4月に著工、2015年10月に全線開通の予定。

■貨物?旅客輸送時(shí)間、1週間から8時(shí)間に短縮

エチオピア鉄道會(huì)社の副社長(zhǎng)は、「內(nèi)陸部の國(guó)家であるエチオピアは輸出入の窓口としてもっぱらジブチ港に依存している。大量の貨物が道路輸送によってジブチ港からエチオピアに運(yùn)ばれているが、道路輸送に大きな圧力をもたらしているだけではなく、物流コスト上昇の一因にもなっている。鉄道が完成すれば、エチオピアの経済や國(guó)民の生活レベルがぐんと上向き、特にエチオピアと周辺國(guó)との関係が大幅に強(qiáng)化され、地域の共同発展促進(jìn)に大きく貢獻(xiàn)するだろう」とコメントした。

今から100年以上前、フランス人がエチオピアの首都とジブチを結(jié)ぶ狹軌鉄道を敷設(shè)した。しかし、そのほとんどの區(qū)間が長(zhǎng)年改修されないまま放置され、運(yùn)行されなくなった。現(xiàn)在、ジブチからアジスアベバまでの道路輸送に1週間かかっている。鉄道が開通すれば、100％道路に依存していた貨物?旅客輸送のうち、70％を鉄道が擔(dān)うようになり、所要時(shí)間も7?8時(shí)間に短縮される。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/KM?編集/TF）