2021年6月30日、米華字メディア?多維新聞は、最高気溫が40度近い河北省邯鄲市の大學(xué)宿舎にエアコンが取り付けられず、學(xué)校が氷塊を支給する措置を取っていると報(bào)じた。

記事は、同市にある邯鄲學(xué)院で27日、1個(gè)50キロの氷塊1000個(gè)、計(jì)50トン分が運(yùn)び込まれ、宿舎に住む多くの學(xué)生が氷塊を砕いて持ち帰ったと紹介。ネット上に掲載された動(dòng)畫(huà)では、宿舎前で作業(yè)員がトラックから氷塊を下ろす作業(yè)を、おぼんやおけ、収納ケースなどを持參した學(xué)生らが見(jiàn)守る様子が映っていたと伝えた。

ある學(xué)生によれば、先週は最高気溫が39度にまで上昇した日があり、6人部屋の宿舎には扇風(fēng)機(jī)があるものの暑くて熟睡できず、目を覚ましては階段に座って熱を冷ますの繰り返しだったという。學(xué)校による氷塊支給という原始的な措置に學(xué)生たちからは「ウチの學(xué)校は人情味があると思うけれど、まさかこんなアイデアを出してくるとは……」といった聲が聞かれたと記事は伝えている。

また、ある學(xué)生は「氷を宿舎に持ち帰ると、気溫がいくらか下がった感じはしたけれど、氷がすぐに解けてしまった。學(xué)校はお金を無(wú)駄遣いしたんじゃないかという気がする」と語(yǔ)り、別の學(xué)生も「結(jié)局水をかぶるしかない。男子學(xué)生はみんなそうやって暑さをしのいでいる」と話したことを紹介した。

記事によれば、同學(xué)院の中でも西校區(qū)は1970年に建設(shè)された古い建物が使われており、電力キャパシティーの問(wèn)題上、現(xiàn)時(shí)點(diǎn)ではエアコンを取り付ける事ができないとのこと。學(xué)校側(cè)は、暑さをしのぐためにさまざまな措置を講じていることを紹介しつつ、現(xiàn)地の電力當(dāng)局と掛け合って早い時(shí)期にエアコンが取り付けられるようにしたいと説明している。

この件について、中國(guó)のネットユーザーは「大量の氷を買(mǎi)うお金があるなら、エアコンを取り付ければいいのに」「動(dòng)物園の動(dòng)物の暑さ対策と同じレベルじゃないか」「単にお金の問(wèn)題ではなくて、建物自體の問(wèn)題なんだな」「暑すぎて學(xué)生たちの脳細(xì)胞がダメージを受けてしまいそう」「留學(xué)生宿舎はきっとエアコン完備なんだぜ」「まだ氷を支給してくれるからいいよ。何もしない學(xué)校だってあるからね」「2021年になっていまだにエアコンがない學(xué)校があるということに驚きだよ」といった感想を殘した。（翻訳?編集/川尻）