2021年6月30日、韓國?毎日経済は「文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)が海運(yùn)産業(yè)再建イベントのため29日に釜山新港を訪問したが、現(xiàn)場では不満の聲が高まっている」とし、「昨年末からの“物流大亂”により危機(jī)に陥っている港の狀況を理解できず、見せかけだけのイベントを行ったためだ」と伝えた。

記事によると、釜山新港の最近のバース占有率は100％に迫る。これは、ターミナルに新たなコンテナを1つも入れられないことを意味する。貨物を積んでおく場所がないため、バース周辺の道路にまでコンテナが積まれている狀態(tài)なのだという。

輸出企業(yè)が抱える問題は深刻で、米國行きの運(yùn)賃は約3倍に上昇、ウラジオストク行きも約10倍に上昇している。さらに、高い運(yùn)賃を負(fù)擔(dān)するとしても、船がないため輸出品を海外に送ることができない狀態(tài)だという。こうした狀況の中、40分ほどのイベントのために釜山新港のターミナル運(yùn)営會社は大きな犠牲を払った。イベントが行われた釜山新港の多目的埠頭は2日間も船席を空けておかなければならず、期間中に船は1隻も往來できなかった。また、スピーチをする文大統(tǒng)領(lǐng)の背景を華やかにするため停泊させたHMM社のハヌル號は、船席で2日間待機(jī)しなければならなかったという。

釜山新港関係者は「ハヌル號は半日あればコンテナを積んで出港できるが、大統(tǒng)領(lǐng)府の要請により2日間もじっと停泊していた」とし、「そのためイベント中は沖に船が列をつくって待機(jī)していた」と話したという。

このニュースは韓國のネット上で大きな注目を集めており、「輸出で暮らす國なのに、數(shù)十分のイベントのために2日間もストップさせるなんて信じられない」「自分を王様とでも思っているのか」「こんなにも常識のない人が大統(tǒng)領(lǐng)だなんて恥ずかしい」「被害を被った人たちは集団で訴訟を起こすべきだ」など文大統(tǒng)領(lǐng)や韓國大統(tǒng)領(lǐng)府への批判の聲が相次いでいる。

また、実際に被害に遭ったと主張するユーザーからは「中國から輸入した製品が釜山港に到著したのに2日間も船からコンテナを下ろせず、取引先に納品できなくてヒヤヒヤした。その理由がこれだったとは。最近、輸出入會社は極度のストレスを抱えて働いているというのに、助けるどころかこんなふうに邪魔をするなんて」との聲が寄せられている。（翻訳?編集/堂本）