罰金?追徴金の納付のため公売に付されていた韓國の李明博（イ?ミョンバク）元大統(tǒng)領(lǐng)の自宅が落札された。1日、韓國?聯(lián)合ニュースが伝えた。

韓國資産管理公社の公共資産処分システム「オンビッド」の情報によると、李元大統(tǒng)領(lǐng)が逮捕前に住んでいたソウル江南區(qū)論峴洞の自宅が111億5600萬ウォン（約10億96247萬円）で落札された。5月28日午前10時から30日午後5時まで行われていた公売で有効な入札が1件あり、落札が決定したという。韓國資産管理公社が設(shè)定した最低入札価格の111億2619萬3000ウォン（約10億9335萬円）よりも、0．27％高い価格だった。

検察は2018年に李元大統(tǒng)領(lǐng)を起訴した際、実名資産や借名資産の追徴保全を請求しており、裁判所も一部を認め、論峴洞の自宅や富川の工場ビルや敷地などが凍結(jié)された。その後、李元大統(tǒng)領(lǐng)は20年10月に最高裁で「特定犯罪加重処罰等に関する法律」上の収賄罪などにより懲役17年と罰金130億ウォン（約12億7748萬円）、追徴金57億8000萬ウォン（約5億6799円）の実刑が確定した。

この記事を見た韓國のネットユーザーからは、「こんなものでは足りない」「親戚が購入してたら意味がないのでは？とにかく様子を見よう」「金には細かい人だからな。落札者が誰でどこへ渡るのか、綿密に調(diào)査すべき」「親戚や知人も全て動員して、著服した國費を全額返してほしい」など、引き続き不満や警戒の聲が寄せられている。

一方では「本當に悲しい國だね」「強引に奪うなんて、あまりにもひどすぎる」などと李元大統(tǒng)領(lǐng)に同情する意見や、「文大統(tǒng)領(lǐng)の自宅も公売に付さないと」「李明博政権の時は住みやすかった。文政権は本當に最悪」など、文大統(tǒng)領(lǐng)を批判するコメントも見られた。（翻訳?編集/丸山）