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香港?亜洲週刊は、香港行政の上層部に警察出身者が次々に著任していると紹介する記事を発表した。
香港?亜洲週刊は、香港行政の上層部に警察出身者が次々に著任していると紹介する記事を発表した。これまでの「背広組」による行政が反政府運動に対応できなかったため、「制服組」の登用が続いていると紹介した。
香港特別行政區(qū)政府は、政府トップの行政長官の下に律政司司長、政務(wù)司司長、財政司司長などが配置される構(gòu)図だ。行政長官を除けば、権限の範(fàn)囲が最も広い役職は政務(wù)司司長ということになる。
亜洲週刊記事はまず、張建宗政務(wù)司司長が更迭され、保安局長だった李家超氏が政務(wù)司司長に就任し、香港の公務(wù)員18萬人を統(tǒng)率することになったと紹介した。李新司長は、近年になり発生した爭議による、機能不全とも言われる行政の狀況を整理整頓する役割を擔(dān)うことになる。また、警務(wù)処長だったトウ炳強氏(トウは「登」におおざと)が保安局長に、警務(wù)副処長だった蕭沢頤氏が、警務(wù)処長に就任した。
記事は、これらの昇進(jìn)した公務(wù)員には、全員が香港警察學(xué)院の卒業(yè)者、言い換えれば「制服組」という特徴があると指摘?!副硯诮M」が香港を治めるという長年の慣例が変更されようとしていると論じた。
記事は、張建宗前政務(wù)司司長をはじめとする公務(wù)員の多くは成績が優(yōu)秀だが、基本的には「技術(shù)的官僚」と評した。香港が「黒い暴風(fēng)雨」に見舞われた際には國際政治の情勢についての理解が不足し、暴力活動にうろたえてしまい、暴徒に謝罪すべきだとの意見まで出た。警察はこれを大いに不満として、「『背広組』は善悪の識別ができていない」と批判したという。
記事はこの狀況について、英國植民地政治時代に育った官僚が政治的気概に欠け、地下鉄の駅を燃やし道路を占拠する暴徒の背後にいるリーダーが誰なのか分からず、交渉を通じて妥協(xié)できると認(rèn)識していたからと分析。さらに、最悪の事態(tài)を迎えた香港は「制服組」の警察の力に頼ることで、動亂を平定し、平和と安定を回復(fù)することになったと論じた。
反政府派は一時、米軍の香港上陸を求めるスローガンも掲げた。記事は、人口700萬のこの都市は陥落の瀬戸際に追い込まれたと論評。また、暴徒と外國勢力は手を組んで內(nèi)外で呼応し、香港を、英米勢力が支配する都市に変えようとしたが、警察部隊3萬人は沈著に応戦し、反政府派の非難中傷を恐れず、外國による制裁も恐れず、「安」「楽」「利」の文字で象徴できる生活を香港に取り戻したとして、警察の果たした役割を高く評価した。
亜洲週刊は、李新政務(wù)司長の仕事は「忠誠」の問題から始めねばならないと主張。具體的には「公務(wù)員は國家アイデンティティーの問題で、いささかのあいまいさもあってはならない。外國のパスポートを所持してはならない。香港獨立と分離主義の主張に同調(diào)してはならない。中國人であることを誇りに思い、恥ずべきことと思ってはならない。これは、香港の公務(wù)員が向き合わねばならない試練であり、グレーゾーンがあってはならない」などと論じた。
「亜洲週刊」は1987年の創(chuàng)刊で、中華圏をはじめとする世界各地の時事問題を幅広く取り扱っている。これまで、関心を集める記事も數(shù)多く発表してきた。(翻訳?編集/如月隼人)
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