中國メディアの中國新聞社は2日付で、「三大球技」とされるバスケットボール、バレーボール、サッカーで、中國男子チームはいずれも東京五輪大會(huì)の出場を逃したと紹介する記事を配信した。三大球技で男子チームがすべて五輪大會(huì)に出場できないのは37年ぶりという。

中國の男子バスケットボールチームは北京時(shí)間2日、カナダのビクトリア市で行われた東京五輪大會(huì)の最終予選カナダ大會(huì)でギリシャと対戦したが、80対105で敗れた。東京五輪の最終予選はセルビア、リトアニア、クロアチア、カナダの世界4カ所で行われている。中國はカナダ、ギリシャと共にカナダ大會(huì)グループAに參加した。各グループは総當(dāng)たり戦を行い、上位2位までが決勝トーナメントに進(jìn)めるが、中國は連敗によりグループA內(nèi)での最下位となることが決まり、東京五輪に出場できないことが確定した。

中國の男子バスケットボール男子チームは、1984年のロサンゼルス大會(huì)から2016年のリオデジャネイロ大會(huì)まで9大會(huì)連続で出場するなど、中國の男子「三大球技」の中では、五輪大會(huì)で最も良い実績を殘してきた。1996年のアトランタ大會(huì)と2008年の北京大會(huì)では第8位の成績を収めている。

中國の男子バレーボールチームの五輪での成績は、バスケットボールに比べれば見劣りがする。本大會(huì)に出場できたのは1984年のロサンゼルス大會(huì)と2008年の北京大會(huì)だけだ。最もよい成績を収めたのは北京大會(huì)で5位だった。

中國男子サッカーチームは1988年のソウル大會(huì)と2008年の北京大會(huì)に出場した。ただ、初めて出場したソウル大會(huì)では、3戦して1ゴールも決めることができずに「最も向上心がないチーム」などと呼ばれた殘念な記憶が付きまとう。バレーボールもサッカーも東京大會(huì)に出場できないことが、すでに決定している。

記事は最後の部分で、「三大球技」についての中國女子チームの活躍に觸れた。バスケットボールとサッカーは五輪大會(huì)出場の「常連」であるだけでなく、國際大會(huì)でも「その名をとどろかせた」ことがある。バレーボールに至っては、五輪大會(huì)を含む國際大會(huì)で世界初の5大會(huì)連続の優(yōu)勝を果たしたこともあると評(píng)価した。中國のバスケットボール、バレーボール、サッカーの女子チームはいずれも、すでに東京五輪大會(huì)の出場権を獲得している。（翻訳?編集/如月隼人）