中國では第13次5カ年計畫（2016?20年）の5年間に、新設(shè)?移設(shè)によって新たに認可を受けた空港は43カ所に上った。これについて、ドイツ経済誌ビルトシャフツボッヘは3日、「西側(cè)のほとんどの國ではほぼ不可能だが、中國はそれをやってのけた」と報じた。

中國紙?環(huán)球時報（電子版）が5日、その內(nèi)容を要約して次のように伝えている。

成都市は最近、非常に特別なクラブに身を置くことになった。四川省の省都は、上海市と北京市に次いで中國で3番目の二つの國際空港を有する都市となった。

中國ほど速いスピードで新しい空港を建設(shè)している國はほとんどない。過去5年間だけでも、北京大興國際空港を含む43の新しい空港が新設(shè)?移設(shè)された。

新しい5カ年計畫によると、今後5年間に30を超える民間空港が新設(shè)される予定で、民間空港の収容能力は43％増加して延べ20億人にまで増える。

新型コロナウイルスのパンデミックは政府の計畫にほとんど影響を與えなかった。中國民航局の最近の発表によると、中國國內(nèi)線の乗客數(shù)はすでにコロナ以前の水準に達している?？栅温盲涡枰悉蓼工蓼垢撙蓼盲皮い?。

中國の新空港建設(shè)のスピードの速さは、ある意味経験の積み重ねによるものだ。中國には現(xiàn)在、認可を受けた空港が241カ所ある。多くの場合、建設(shè)を擔(dān)當(dāng)するのは國有企業(yè)で、計畫立案者は容易に障害を取り除くことができる。これは西側(cè)のほとんどの國でほぼ不可能なことだ。新空港の建設(shè)には村全體の移転が必要であり、住民は補償を受けることができる。

中國の空港建設(shè)の目的は、過去10年間は空の旅に対する急増する需要にできるだけ早く対応することだった。だが現(xiàn)在は航空網(wǎng)を改善することにある。今後は大規(guī)?？崭郅纬砷L率が低下し、小規(guī)?？崭郅谓ㄔO(shè)が増えるだろう。しかし今後15年間の新しい國家インフラ計畫の草案から明らかなように、中國の航空網(wǎng)の拡大は決してそこで終わるわけではない。中國は35年までに空港の數(shù)を約400カ所まで増やす計畫で、そのためには毎年約10の新空港を建設(shè)しなければならない。（翻訳?編集/柳川）