2021年7月4日、中國メディアの頭條新聞によると、江西省で生まれたばかりの赤ちゃんの頭についていたマダニをフケだと思い込み親が4日間放置し、頭がマダニに食われるトラブルが発生した。

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記事によると、江西省南昌市でこのほど、生後わずか4日の赤ちゃんの頭に異物が付著しているのを親が発見した。親はフケだと思い4日間放置していたが、異物が動いたため驚いて赤ちゃんを病院に連れて行ったという。

醫(yī)師が診察した結果、頭に付著していたのはマダニであることが判明し、直ちに摘出された。記事はマダニが80以上のウイルスや30以上の細菌などを持っており、かまれれば命に関わる感染癥にかかるリスクもあると指摘。赤ちゃんの親が「出産後に退院して帰宅する際に、赤ちゃんの祖母が車酔いして窓を開けたため、その時に入ったのかも知れない」などと語っていることを伝えた。

この件について、中國のネットユーザーは「産後間もない母子を乗せた車なのに、窓を開けて走るとは」「ばあちゃん、車酔いするなら地下鉄で帰れよ」「理由はどうあれ、生後4日間でマダニに赤ちゃんの頭をかじらせた親の責任は重い」「マダニは窓から飛んでくるわけではないだろう。ベッドが不潔だからだよ」といった感想を殘している。

中でも「産後間もない母子を乗せた車の窓を開けた」ことに対する非難の聲が多くなっており、これは産後1カ月の養(yǎng)生を特に重視する中國人の生活習慣の表れと言えそうだ。（翻訳?編集/川尻）