サッカーのワールドカップ（W杯）カタール大會(huì)アジア最終予選で同組になった中國(guó)について、日本のメディアが「スタメン全員帰化選手になる可能性もある」と報(bào)じたことが中國(guó)でも話題になっている。

東京スポーツは4日付の記事で、「中國(guó)リーグの深セン市足球倶楽部でプレーするブラジル出身のアラン?カルデックの帰化が認(rèn)められた」「中國(guó)代表としての招集が認(rèn)められる5年間の連続居住を21日に満たす見(jiàn)込みとなり、最終予選に備えて中國(guó)代表に召集されることが確実となった」などと報(bào)じた。また、中國(guó)代表にはすでに外國(guó)にルーツを持つ選手が5人招集されているほか、カルデック以外にも「4人の帰化選手が招集に向けて準(zhǔn)備をしている」とし、「スタメン全員帰化選手が現(xiàn)実味を帯びてきた」として日本の脅威になりそうだと報(bào)じた。

カルデックは1989年1月12日生まれの32歳。身長(zhǎng)190センチ、體重80キロの大型FWで、中國(guó)スーパーリーグでは111試合に出場(chǎng)し、58ゴール15アシストを記録。今シーズンもここまで5試合で5ゴール2アシストをマークしている。報(bào)道によると、カルデックの帰化が認(rèn)められるのは來(lái)年1月になる見(jiàn)通しで、最終予選の最後の4試合に出場(chǎng)できると見(jiàn)られる。

「スタメン全員帰化選手になる可能性もある」と伝えられたことについて、中國(guó)のネットユーザーからは「え？帰化選手ってそんなにいるの？」「10人って具體的に誰(shuí)？」など驚いたようなコメントのほか、「（スタメン全員は）考えすぎ」「ポジションが前の方の選手ばかりだから、（全員スタメンにしたら）フォーメーションがめちゃくちゃになる」「出場(chǎng)できる（帰化）選手には限りがある。中國(guó)が自らセーブするからな。大勢(shì)帰化したところで意味はない」など、否定的な意見(jiàn)が目立った。

また、「結(jié)局早々に敗退したりして」「日本代表を甘く見(jiàn)すぎ」「日本はあのベルギーでさえもあと少しのところまで追いつめた。帰化選手だらけのチームだって恐れはしないだろう」など、自國(guó)代表にはあまり期待しないという聲や、「中國(guó)の特色ある帰化（泣）」「恥ずかしい」「中國(guó)に血縁のない帰化選手で埋め盡くして何の意味があるというのか」など、帰化政策に疑問(wèn)を示す聲も寄せられている。（翻訳?編集/北田）