中國紙?環(huán)球時報は5日、「あおっても無駄！7割近くの韓國飲食店が中國産キムチを使い続けると回答」と題する記事を掲載。「韓國メディアがどれだけあおろうが、韓國の飲食店の中國産キムチ使用は減っていない」と主張した。

記事は、韓國外食産業(yè)研究院が4日に発表した同國の1000の飲食店に対する調(diào)査結(jié)果を伝えた。それによると、中國産キムチの衛(wèi)生問題が発覚したが、それでも中國産キムチを使い続けるかとの問いに67．9％が「使い続ける」と回答したという。

韓國産に切り替えない理由としては、53．2％が「価格が高いこと」を挙げたほか、18．0％が「今使用している輸入キムチは信用できる」、17．6％が「中國産キムチでも客から抗議を受けていない」、6．6％が「たくあんなどの漬け物に代えた」と回答したという。

韓國では今年3月、「中國のキムチ生産現(xiàn)場で撮影されたもの」として裸の男性がハクサイを漬ける動畫が物議を醸した。これを受け、韓國の4月の中國産キムチの輸入量は過去5年で最低を記録していたが、5月には前月比21．6％増と回復(fù)した。なお、問題の映像について、中國メディアは「韓國メディアが出自不明の動畫を用いてあおっている」との見方を示していた。

記事は、「実際、韓國の中國からのキムチ輸入量は比較的安定を維持してきた」とし、韓國関稅庁の統(tǒng)計データで今年1～5月の中國からのキムチ輸入額は5932．4萬ドル（約65億円）となり、前年同期比で2．7％減にとどまったことに言及。また、韓國外食産業(yè)研究院が「新型コロナウイルスの流行で韓國の飲食業(yè)は不況が続いており、飲食店が中國産キムチの代わりに高価な國産キムチを使うことはまずない」との見方を示したと伝えている。（翻訳?編集/北田）