デビューから40年で數(shù)多くの映畫に出演してきた香港の俳優(yōu)アンディ?ラウ（劉徳華）が、唯一後悔している作品として、1999年の「愛は波の彼方に」（愛情夢(mèng)幻號(hào)）を挙げている。

アンディ?ラウの過去のインタビューを、中國(guó)のニュースサイト大手?新浪（SINA）が伝えて話題になっているもの。1981年にデビューし、82年から現(xiàn)在まで150本近い映畫に出演してきたアンディ?ラウは、型にはまらない出演作選びや、近年では後進(jìn)を育てる映畫への情熱でも知られる。そんなアンディ?ラウが「とても後悔している」と唯一挙げたのが、女優(yōu)の石田ひかりと共演した「愛は波の彼方に」だった。

「愛は波の彼方に」は、豪華客船の中で繰り広げられる戀愛模様を描くストーリーで、アンディ?ラウは香港トップ富豪の息子で、プレイボーイで知られる御曹司を演じた。アンディ?ラウによると當(dāng)時(shí)、自身の會(huì)社が資金難で、この作品の出演料でそれが一気に解決できたという。このため、作品の內(nèi)容をよく知ることもなくオファーを引き受けたと語っている。

作品はほとんどのシーンが豪華客船の中で撮影されたが、クランクインしてみると、客船に集まる乗客が普通に旅を楽しむ人々に見え、騒然としており、アンディ?ラウがデビュー以來初めて見るほど秩序のない現(xiàn)場(chǎng)だったという。その後、制作費(fèi)のほとんどが自分自身のギャラに消えたことで、エキストラを雇う資金もなかったことを知り、現(xiàn)場(chǎng)の狀況に納得したとのこと。その経験によって、「出演料の金額で作品を受けることは二度としない」と心に誓ったと語っている。（Mathilda）