中國(guó)メディアの頭條新聞の7日付の報(bào)道によると、女性が宅配便を利用して荷物を送ったところ、中に入れたはずの化粧品がなくなるという騒動(dòng)があった。

報(bào)道によると、劉（リウ）さんは5月14日に民間の宅配サービスを利用して上海から湖南省に向けて荷物を発送した。ところが、數(shù)日後に屆いた荷物は見(jiàn)るからにボロボロで、封を開(kāi)けると中に入れたはずの化粧品がなくなっていた。なくなったのはランコム、エスティーローダー、サンローランといった有名ブランドのものばかりで、被害額は4800元（約8萬(wàn)2000円）に上るという。

劉さんは、「発送時(shí)に擔(dān)當(dāng)者から荷物紛失時(shí)の補(bǔ)償について一切説明はなく、勝手に保険料として1元（約17円）が加算されていた」と説明した。宅配サービス會(huì)社は（この1元を基に）300元（約5000円）を補(bǔ)償すると提案したものの、劉さんは「納得できない」と拒否。話し合うと、最大でも1000元（約1萬(wàn)7000円）までしか補(bǔ)償できないとの回答だったという。

一方、宅配サービス會(huì)社の擔(dān)當(dāng)者は、「お客様は（ウェブ上の）プラットフォームで、ご自身で手続きされました。スタッフが集荷にうかがった際に補(bǔ)償を希望されないことを確認(rèn)し、お客様ご自身から補(bǔ)償なしでとうかがいました。勝手に保険料を引いたという狀況は全く存在しません」と説明。「譲歩しないということではありませんが、企業(yè)としては契約に基づくものですので。引き続きお客様と連絡(luò)を取り、どの程度の補(bǔ)償にするか検討します」と話した。なお、荷物の中身が紛失した経緯については調(diào)査中とした。

中國(guó)では以前から宅配便の中身が紛失する事件が頻繁に発生している。今回の騒動(dòng)について、中國(guó)のネットユーザーからは「なんか、似たような経験をした覚えがある」「宅配便を利用したら、段ボール箱に穴が開(kāi)いて屆くことが何度もあった。きっちり調(diào)べてほしい」「（犯人は）配達(dá)員か、仕分け擔(dān)當(dāng)者か」「補(bǔ)償ってひどいシステムだよな。申し込まなければ荷物が開(kāi)けられ、申し込めばそのまま相手の利益になるんだから」といった聲のほか、有名ブランドのものばかりがなくなっていたことから「どうやら犯人は化粧品に詳しい人物のようだ」と推察する聲も上がっている。（翻訳?編集/北田）