福島原発の安全上の潛在リスクをメディアが暴露、中國外交部「重大な懸念」

人民網(wǎng)日本語版    2021年7月7日(水) 18時10分

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福島第一原発の放射性廃棄物の保管コンテナから3月に流出があり、高放射線量のゲル狀物質(zhì)がエリア內(nèi)で確認(rèn)されたことを最近メディアが暴露した。これについて中國外交部の趙立堅報道官は重大な懸念を表明した。

福島第一原発の放射性廃棄物の保管コンテナから3月に流出があり、高放射線量のゲル狀物質(zhì)がエリア內(nèi)で確認(rèn)されたことを最近メディアが暴露した。これについて、中國外交部の趙立堅(ジャオ?リージエン)報道官は6日の定例記者會見で重大な懸念を表明?!浮焊u原発汚染水の海洋放出』という日本側(cè)の決定の背後に極めて大きな安全上の潛在リスクがあることを改めて示すものだ」とした。

東京電力は1日、これらのコンテナのうち548基に腐食やへこみが確認(rèn)され、ガラス繊維の入ったテープですでに補(bǔ)修と補(bǔ)強(qiáng)を行ったことを発表した。

これについて、趙報道官は「日本は目先の経済的利益のために獨(dú)斷専行し、自國民を裏切り、國際的義務(wù)に背いている。日本政府はこのやり方がすでに國際原子力機(jī)関(IAEA)の認(rèn)可を得たと主張しているが、これは完全に世論をミスリードするものだ。IAEAが原発汚染水の海洋放出という日本側(cè)の決定を是認(rèn)または認(rèn)可したことはなく、その専門家チームは評価報告書の中で、現(xiàn)在の日本の処理済み原発汚染水に含まれる放射性核種はさらに浄化処理を行う必要があることを明確に指摘した」と述べた。

趙報道官は、「日本側(cè)は科學(xué)的事実を歪曲している。福島原発事故はこれまでで最も深刻な原発事故の1つであり、その汚染水は核分裂により生じた放射性核種を大量に含み、國際的に放出の先例がなく、海洋環(huán)境や食品の安全、公衆(zhòng)の健康に対する影響を軽視できない。日本側(cè)は原発汚染水は排出基準(zhǔn)に達(dá)しており、飲むこともできると主張しているが、これは科學(xué)的考慮に基づくものではなく、経済的計算による部分が大きい」と指摘。

さらに、「現(xiàn)在IAEAが技術(shù)作業(yè)グループの設(shè)置を進(jìn)めている。日本側(cè)はしっかりと誠意を示して作業(yè)グループの作業(yè)に協(xié)力し、國際的な公共の利益に強(qiáng)く責(zé)任を負(fù)う姿勢に基づき、オープンで透明かつ科學(xué)的な方法によって、問題に慎重に対処すべきだ。われわれは改めて日本側(cè)に勧告する。各ステークホルダー及び関係する國際機(jī)関と十分に協(xié)議して合意に至る前に、海洋放出を勝手に始めるべきではない」とした。(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/NA)

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