オバマ米政権で東アジア?太平洋擔(dān)當(dāng)の國(guó)務(wù)次官補(bǔ)として対中政策に関與したダニエル?ラッセル氏はこのほど日本経済新聞の取材に応じ、米中関係について「実力差が大きい場(chǎng)合のみ安定する」との認(rèn)識(shí)を示したと、中國(guó)のニュースサイトの環(huán)球網(wǎng)が10日付で報(bào)じた。

ラッセル氏は、米國(guó)が中國(guó)の成長(zhǎng)を支えて摩擦や対立を避けるために努力した「古き良き時(shí)代」はもう過(guò)去のものだとした上で、「かつて、米中関係は、軍事力と経済力に大きな格差がある場(chǎng)合に限り、かなり安定していた。しかし、中國(guó)は経済的にさらに成功し、軍事的および技術(shù)的に能力をさらに発揮するようになっている。中國(guó)は今や、かつてなかったほど米國(guó)に匹敵する大國(guó)に近づいている」と述べた。

そして、米國(guó)はどのように中國(guó)にアプローチすべきかについて、「中國(guó)を弱體化させる戦略を追求することは賢明でも実行可能でもない。代わりに、先に指摘したように、米國(guó)と中國(guó)の実力差が拡大した時(shí)、関係は非常に安定していたので、米國(guó)とその同盟國(guó)を強(qiáng)化する戦略を追求することが必要かつ賢明だ」とした。

環(huán)球網(wǎng)は、ラッセル氏の発言について、「安定した関係のためには、米國(guó)は中國(guó)を上回らなければならないという意味のようだ」と分析している。（翻訳?編集/柳川）