2021年7月11日、澎湃新聞は、中國(guó)の研究グループが四川省で足跡の化石を発掘した新種の恐竜に「のび太」と名付けたことを報(bào)じた。

【その他の寫(xiě)真】

記事は、北京市にある中國(guó)地質(zhì)大學(xué)の恐竜足跡研究グループが6日、四川省瀘州市の黃荊鎮(zhèn)にある金魚(yú)渓で保存狀態(tài)の良好な恐竜の足跡を複數(shù)発見(jiàn)し、5日に出版された中國(guó)の學(xué)術(shù)誌「古地理學(xué)報(bào)」で論文を発表したことを明らかにしたと紹介。この発見(jiàn)は白亜紀(jì)における四川盆地の生態(tài)を知る上で大きな手掛かりをもたらすと伝えた。

その上で、研究グループが昨年8月25日に金魚(yú)渓で詳細(xì)な調(diào)査を?qū)g施したところ、二足歩行の肉食恐竜ユーブロンテスの新種と見(jiàn)られる足跡の化石を発見(jiàn)し、化石を「ユーロブロンテス?ノビタイ」と命名したことを伝えた。

そして、研究グループが命名の理由について「（ドラえもんの）野比のび太に捧げる名前だ。なぜなら、1980年公開(kāi)の『のび太の恐竜』、2020年公開(kāi)の『のび太の新恐竜』という恐竜をテーマにした素晴らしい映畫(huà)によって多くの子どもたちに恐竜に対する興味を抱かせたからだ」と説明したことを紹介している。

記事は、中國(guó)で見(jiàn)つかった新種の恐竜化石に「のび太」の名前が付けられたことが中國(guó)國(guó)內(nèi)で報(bào)じられると日本メディアの目にも止まり、日本國(guó)內(nèi)でも報(bào)道されたと紹介。ネットユーザーから歓迎の聲が出るとともに、「ドラえもん」の作者である藤子?F?不二雄氏の作品などを展示している川崎市の藤子?F?不二雄ミュージアムも8日に公式ツイッターアカウントで反応、今後ミュージアム內(nèi)で化石のレプリカを公開(kāi)する予定であることを明らかにしたと伝えた。（翻訳?編集/川尻）