中國(guó)メディアの観察者網(wǎng)は13日、中國(guó)人観光客數(shù)の回復(fù)が難しいオーストラリアの観光業(yè)界が、日本やインドに狙いを定めているとする記事を掲載した。

豪ABCニュースによると、エディス?コーワン大學(xué)のサム?ホアン教授は、オーストラリアと中國(guó)の関係が悪化していることを踏まえ、「豪中の外交関係が改善されない限り、中國(guó)人観光客が感染拡大前の規(guī)模に回復(fù)することは不可能」との考えを示した。

中國(guó)人旅行者はオーストラリアの観光業(yè)にとって大きな存在だ?！窽ourism Australia」によると、2019年の同國(guó)の外國(guó)人観光客數(shù)および消費(fèi)額でいずれも中國(guó)が1位だった。しかし、新型コロナウイルスの影響で中國(guó)からの入國(guó)者は激減している。

コロナのほか、両國(guó)関係も影響している。ホアン教授は、昨年に両國(guó)の緊張がエスカレートした後、中國(guó)當(dāng)局がオーストラリアへの観光や留學(xué)生らの渡航を慎重に行うようにとの勧告を出したことを挙げ、「中國(guó)人は中國(guó)政府が発したいくつかの勧告の影響を受けるだろう」との見(jiàn)方を示した。

ダン?テハン貿(mào)易?観光?投資相は「中國(guó)人観光客は依然としてオーストラリア観光に熱心であると聞いている」と発言したものの、観光業(yè)者も自ら活路を求めて動(dòng)き出しているといい、タスマニア州で観光客向けにラベンダー畑を経営する男性は「次の（ターゲットの）ステップは日本、そしてインドだ。インドネシアや韓國(guó)を検討するかもしれない」と話したという。

しかし、観察者網(wǎng)の記事は「そう簡(jiǎn)単にはいかない」として、「日本人やインド人は依然として海外旅行に慎重」「オーストラリアの感染狀況も楽観視できない」などとネガティブな情報(bào)を列挙。さらに、「オーストラリア國(guó)內(nèi)では華人やアジア系に対する人種差別が顕著に高まっている」「オーストラリア政府は反中の急先鋒となり、中國(guó)をターゲットに新型コロナウイルスの起源に関する獨(dú)立調(diào)査を言い立てている」と批判し、「自分が病気になったにもかかわらず相手に薬を飲ませようとしていては、問(wèn)題は解決しない」と論じている。（翻訳?編集/北田）