パキスタンで中國人らが乗るバスが爆発したことについて、中國紙?環(huán)球時(shí)報(bào)は14日に「テロなのか事故なのか」と題する評論記事を発表した。

14日午前7時(shí)ごろ、パキスタンのカイバル?パクトゥンクワ州の山岳地帯を走っていたバスが爆発し、峽谷に転落した。これにより、中國人9人を含む少なくとも12人が死亡し、約30人の中國人が負(fù)傷した。バスには近くの水力発電所で働く工事関係者らが乗っていたという。

中國外交部は「爆弾による攻撃」との見方を示し、真相を早急かつ徹底的な調(diào)査と犯人逮捕をパキスタン側(cè)に求めた。一方、パキスタン當(dāng)局は同日、「故障によるガス漏れ」が原因だったと発表した。

記事はパキスタン側(cè)の説明について、「これはバスが攻撃を受けたというこれまでの説とは180度異なるものだ」と指摘?！富镜膜识xを覆すものだが、これまでの報(bào)道や判斷が間違っていたということなのか」と疑問を呈した。

その上で、「パキスタン當(dāng)局の（事故との）発表は午後2時(shí)ごろで、爆発が起きてからわずか7時(shí)間後だった。この間に負(fù)傷者の救出、犠牲者の身元確認(rèn)、爆発の科學(xué)的な鑑定が必要であり、かなり困難な作業(yè)のはずだ」と指摘。「現(xiàn)地の中國大使館は當(dāng)初、爆弾による攻撃を受けたと知らされていたが、この判斷は現(xiàn)場でなされたものに違いない。パキスタン側(cè)は後に別の見方を示した。これは現(xiàn)場の人たちに意見の相違があることを示している」と分析した。

また、「中國外交部とパキスタン當(dāng)局は爆発について異なる見方を示しているが、これは技術(shù)的な原因だと信じている。現(xiàn)段階では初歩的な判斷であり、今後さらなる科學(xué)的な鑑定が行われるだろう。中國とパキスタンが確固たるパートナーであることは世界的に知られている。政治的な理由でそれぞれの主張を行うことは考えられない」とし、パキスタン側(cè)のさらなる説明を待つべきだとの見解を示した。（翻訳?編集/北田）