中國(guó)メディアの観察者網(wǎng)は18日、東京五輪出場(chǎng)のため17日に成田空港に到著した中國(guó)の卓球チームがマスクをきちんと著用しないファンにつきまとわれたと紹介した。日本語(yǔ)で制止されたが、意に介さなかったという。

記事は、成田における感染癥防止対策が「たるんでいる」と評(píng)した。大會(huì)組織委員會(huì)は2メートルの安全距離を保つよう求めているが、メディア関係者だけでなく一般の人々も実際には極めて接近したという。

中國(guó)の卓球チームの場(chǎng)合、人気がある劉詩(shī)雯選手に駆け寄って、記念撮影を求める者がいた。マスクは著用していたが、鼻の部分は覆われていなかった?！甘聦g上のノーマスク」とも言える著用方法だ。記事は、選手団に接近したものを制止する警備員などはいなかったと紹介した。

中國(guó)で出回っている動(dòng)畫(huà)では「やめてください」、「それは失禮なことじゃないですか」、「ルールを守って！」との聲が聞こえている。言葉の調(diào)子から、中國(guó)人が発した日本語(yǔ)と考えて間違いないだろう。ただし、日本人にもはっきりと理解できるはずの発音だ。しかし、選手団に近づいた者が反応する様子はない。

観察者網(wǎng)によると、中國(guó)の代表団だけでなくその他の國(guó)の代表団についても同様の減少が発生したおり、日本の警察も管理の強(qiáng)化を約束したという。

記事は、國(guó)際オリンピック委員會(huì)（IOC）のバッハ會(huì)長(zhǎng)は「7月1日から16日までに入國(guó)した選手や関係者は約1萬(wàn)5000人で、新型コロナウイルス感染が確認(rèn)されたのは15人。0．1%と低い確率だ。これを見(jiàn)れば対策は整っているし、機(jī)能している」と発言したと紹介した。

記事は続けて、「現(xiàn)在の成田空港の感染癥防止対策、特に民衆(zhòng)と入國(guó)する代表団の距離管理は基準(zhǔn)を全く満たしておらず、関係當(dāng)局の管理が非常にたるんでいることが、この事実によって明らかに示された」と批判した。（翻訳?編集/如月隼人）