2021年7月18日、頭條新聞は、河南省で行われた武術(shù)大會に出場した選手による「酔拳」の見事な動きに大會スタッフがだまされる一幕があったことを報じた。

記事によると、先日河南省で行われた大學(xué)生武術(shù)選手権で、ある選手が酔拳のパフォーマンスを披露した際、まるで本當(dāng)に酒に酔ったかのように千鳥足となり、床の上にバタリと倒れた。その様子を近くで見ていた大會スタッフは、この選手が本當(dāng)に意識を失って倒れたと勘違いし「醫(yī)療スタッフ、醫(yī)療スタッフ！」と叫びながら選手に駆け寄ろうとした。

しかし、選手がムクリと起き上がって宙返りを見せると、スタッフはようやく自らの間違いに気づき、スタスタと持ち場に戻っていった。その際、會場からは爆笑とともに選手の迫真のパフォーマンスに対する拍手が起こった。

このハプニングについて、中國のネットユーザーからは「すごく真面目なスタッフではないか」「もし本當(dāng)に倒れたなら、実に素晴らしいタイミングで助けを求めたと思う」など、スタッフに対する稱賛の聲が多く寄せられた。また、「選手の演武が素晴らしかったことを証明したね」など、スタッフをもだました「酔拳」のレベルの高さに対する稱賛も見られた。

この他「いやあ、気まずい気まずい」「このスタッフさん、ちゃんと見てなかったのかな」「このニュースを見て、なんだか空気が浄化された感じがする」といった感想も寄せられた。（翻訳?編集/川尻）