「男性への差別になる」女性専用車両の設(shè)置を鉄道會社が拒否―重慶市

Record China    2021年7月22日(木) 10時0分

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中國のあるネットユーザーから重慶市の鉄道會社に女性専用車両を設(shè)置してほしいとの要望が寄せられたが、鉄道會社はこれを拒否。その理由が話題になっている。

中國のあるネットユーザーから重慶市の鉄道會社に女性専用車両を設(shè)置してほしいとの要望が寄せられたが、鉄道會社はこれを拒否。その理由が話題になっている。20日付で中國メディアの観察者網(wǎng)が伝えた。

要望が寄せられたのは7月12日のこと。このユーザーは6月25日に癡漢の現(xiàn)場を目撃したといい、時間帯によっては車內(nèi)が相當(dāng)混み合うことからラッシュ時だけの特別な措置として女性専用車両などの設(shè)置を提案した。

これに対し、重慶軌道交通は14日に「設(shè)置しない」との回答を発表。その理由として、「法律を守ってきちんと乗車している男性への差別になる」「一般の車両に乗車する女性客への心理的なプレッシャーを生むことになる」を挙げ、「女性専用車両の設(shè)置は、男性の平等に公共資源を利用する権利を排除するものである」との考えを示した。

そして、「旅客量の多い駅には係員を配置している。困ったことに遭遇した場合は、大聲を上げたり、周囲の乗客や駅係員に助けを求めたりして、すぐに(相手の行為を)制止、通報し、目撃者などの証拠を集めるようにしてほしい」と呼び掛けている。

この回答について、ネット上では支持する聲が多數(shù)を占めており、「問題ないと思う」「特別にすることこそが差別の始まり」「女性専用車両の設(shè)置は根本的な解決にならない。性犯罪者への罰則を強(qiáng)化すべき」「本質(zhì)は癡漢や盜撮魔を打倒することであって、女性を?qū)熡密噥Iに避難させることではない」などの聲が上がった。

また、「女性専用車両は男性に対しても女性に対しても差別的」「それなら、男性専用車両やペット専用車両、高齢者専用車両、障礙者専用車両、喫煙者専用車両…なども設(shè)置しないと」などの聲も出ているという。

中國ではこれまで、深セン市や広州市の地下鉄で「女性優(yōu)先車両」が設(shè)置されてきたが、「専用」ではないこともあり、同車両に乗り込む男性も少なくなかった。(翻訳?編集/北田

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