Record China 2021年7月25日(日) 7時30分
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一般人も宇宙観光を楽しむ「ニュー?スペース」時代が到來し、韓國でも宇宙旅行に対する関心が高まっている。寫真は宇宙服。
一般人も宇宙観光を楽しむ「ニュー?スペース(New Space)」時代が到來し、韓國でも宇宙旅行に対する関心が高まっている。韓國メディア?アジア経済が伝えた。
記事によると、韓國人で初めて宇宙を旅したのは韓國航空宇宙研究院(KARI)に所屬していた李素妍(イ?ソヨン)博士。李博士は2008年4月8日、ロシアの「ソユーズTMA-12」に搭乗して國際宇宙ステーション(ISS)へ到著し、10日間滯在した。これにより李博士は韓國人初、そして女性では世界で49人目の宇宙飛行士として認(rèn)められ、韓國は宇宙飛行士を輩出した36番目の國になった。
2006年に韓國政府が実施したこの宇宙飛行士選抜プロジェクトには3萬6204人の応募があったという。3.5キロメートルのランニングテストをはじめ、8カ月にわたって行われた選考過程では、総合常識から言語、社會、宇宙への適応力まですべての面で「完璧な」人物が求められ、熾烈な競爭の末、李博士と高山(コ?サン)さんの2人が宇宙飛行士候補に選抜された。2人は翌年3月からロシアのガガーリン宇宙飛行士訓(xùn)練センターで1年間訓(xùn)練を受けたが、最終的に高さんが保安規(guī)定違反で脫落したため、李博士が宇宙行きの切符を手にしたという。
李博士と高さんの訓(xùn)練や飛行に韓國政府が費やした金額は260億ウォン(約24億8000萬円)にも達(dá)したとのこと。しかし李博士は宇宙飛行から數(shù)年後の2012年、米國でMBA(経営學(xué)修士)過程に入學(xué)。翌年には韓國系米國人と結(jié)婚し、現(xiàn)在も米國で暮らしているという。記事は「本來ならば韓國の宇宙開発のアイコンとして研究開発(R&D)を率いるべきでありながら、260億ウォンをかけて育てた宇宙飛行士は國を去り、有人宇宙飛行のノウハウも消えてしまった」と報じている。
一方で2017年には、2024年に実施される米航空宇宙局(NASA)の月著陸プロジェクト「アルテミス」のチームに、1萬8000倍の競爭率を突破して韓國系米國人のジョニー?キムさんが選ばれたことも韓國で話題になったという。キムさんは米國ではマイノリティーであるアジア系移民の出身である上に、家庭內(nèi)暴力の常習(xí)者だった父親が銃を亂射し、出動した警察に銃殺されたという悲痛な過去も持つ。その後、キムさんは米海軍の特殊部隊「Navy SEALs」に入隊し銀星章を受賞する活躍を見せた後、ハーバード大學(xué)醫(yī)學(xué)部に進(jìn)學(xué)し外科醫(yī)に。そして最終的には最高のスペックを必要とするNASAの宇宙飛行士になった。
この記事を見た韓國のネットユーザーからは、「李素妍は食い逃げしたようなものだな。韓國籍まで捨てて、今や米國人だ。二度と同じ失敗を繰り返してはいけない」「私企業(yè)でさえ留學(xué)させる時は逃げられないよう條件を課すのに。黙って米國に行かせたの?」「だから重要な仕事は女性に任せるべきじゃない」「祖國を裏切った者として國家情報院が処罰してほしい」など、李博士に対する批判の聲が多く寄せられている。
一方では「全國を回って講演すること以外、李さんに任せる仕事がなかったんだよ。だから韓國で居場所を見つけられずに國を去ってしまった」「インタビューで『韓國では仕事がないから専攻を変えて勉強し直す』と語ってた。ただ悪口を言うのではなく、人材を活用できない韓國社會に目を向けて反省すべき」など、李博士を擁護(hù)するコメントも見られた。(翻訳?編集/丸山)
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