2014年5月12日、仏國(guó)際ラジオ放送?RFI中國(guó)語(yǔ)版電子版は、「南シナ海は一歩ずつ、戦爭(zhēng)のふちにと滑り込んでいくのか」と題する記事を掲載した。以下はその概要。

【その他の寫(xiě)真】

南シナ海では、中國(guó)がパラセル諸島（中國(guó)名：西沙諸島）近海に石油掘削裝置を設(shè)置したことに端を発し、中國(guó)とベトナムの船舶が衝突した。ベトナムの首都では11日、中國(guó)に抗議するデモが行われた。スプラトリー諸島（中國(guó)名：南沙諸島）のハーフムーン礁（中國(guó)名：半月礁）沖でも、中國(guó)漁船がフィリピン當(dāng)局に拿捕（だほ）されるなど、緊張が高まっている。

「南シナ海のほぼ全域が中國(guó)に屬する。ベトナムやフィリピンは干渉する権限はない」と主張する中國(guó)に対し、フィリピンは國(guó)際仲裁裁判所に訴狀を提出している。中國(guó)の南シナ界における主権主張に反対する國(guó)は、この2カ國(guó)以外に、ブルネイとマレーシアがある。臺(tái)灣も同地域で主権を主張している。

中國(guó)がパラセル諸島近海に石油掘削裝置を設(shè)置したことついて、國(guó)際社會(huì)は、その目的が純粋な石油掘削にはないと読んでいる。北京政府に近いメディアは、「フィリピンとベトナムが中國(guó)に難癖をつければ、中國(guó)は実力で紛爭(zhēng)解決を図るだろう」と報(bào)じている。

中國(guó)による石油掘削裝置の設(shè)置にベトナムが強(qiáng)く反対するのは、南シナ海の現(xiàn)狀変更につながりかねないためだという指摘がある。

習(xí)近平（シー?ジンピン）政権の、強(qiáng)硬で少しも譲歩しようとしない姿勢(shì)に、米國(guó)も懸念を示している。

11日に開(kāi)かれた東南アジア諸國(guó)連合（ASEAN）首脳會(huì)議は、南シナ海問(wèn)題について「深刻な懸念」を表明した。會(huì)議ではほぼすべての時(shí)間、南シナ海問(wèn)題に対する議論に費(fèi)やされた。

南シナ海情勢(shì)は険しさを増している。実力による解決は、最終的にどのような結(jié)果をもたらすのだろうか。（翻訳?編集/NY）