2021年7月25日、韓國?毎日経済は、「韓國が04年に日本から奪い17年間維持してきた世界ディスプレー市場(chǎng)シェア1位の座を、中國に明け渡した」と伝えた。

記事によると、同紙と市場(chǎng)調(diào)査機(jī)関Omdiaが集計(jì)した資料を分析した結(jié)果、21年1～3月期の液晶ディスプレー（LCD）と有機(jī)ELディスプレー（OLED）を含むディスプレー市場(chǎng)において、中國が40％のシェア率を獲得し、33％にとどまった韓國を抜いて1位となった。19年までは韓國が中國を11ポイントほど上回っていたが、新型コロナウイルスの影響によりテレビやノートパソコンなどディスプレー機(jī)器の需要が急増したことで、中國が市場(chǎng)を掌握していたLEDパネルの価格が急騰し、逆転したと説明している。業(yè)界では、通年の売り上げでも中國が初めて1位の座を獲得すると見込んでいるという。

中國のディスプレー業(yè)界は、政府の莫大（ばくだい）な支援や各種インフラストラクチャーの無償支援、稅制の優(yōu)遇などを基盤に、著々と拡大している。ディスプレー専門市場(chǎng)調(diào)査會(huì)社DSCCによると、中國最大のディスプレーパネルメーカーBOEは、今年1～3月期に売上高77億ドル（約8490億円）、営業(yè)利益14億ドルを記録。サムスンディスプレーとLGディスプレーを抜き、初めて売上高?営業(yè)利益で世界トップとなった。

一方で、韓國のディスプレーメーカーは「傾いた運(yùn)動(dòng)場(chǎng)で悪戦苦闘している」?fàn)顟B(tài)だと、記事は指摘。韓國の業(yè)界は「中國の追撃をかわすためには、政府の思い切った支援が切実に求められる」と主張している。

この記事に対し韓國のネットユーザーからは「正直、中國にシェア率ではかなわないだろう。でもサムスンやLGのディスプレーがどんなに高品質(zhì)かは誰もが知っている。これからはアプローチ方法を変える必要がある」「中國人が1人1臺(tái)ずつ買うだけでシェアトップだからね（笑）」「韓國は內(nèi)需市場(chǎng)がばかでかいわけでもないし、どこかの國のようにルール無視で好き勝手に技術(shù)を盜んだりもしてないんだから、これで十分、善戦しているよ」「政府が企業(yè)に1兆ウォンの支援金を出す國にどうやって勝つんだよ」などのコメントが寄せられている。

また、「LCDから手を引いたからじゃん」「人件費(fèi)が安いからって中國に工場(chǎng)を作った時(shí)、既に技術(shù)移転をしたも同然だった。つまり、自業(yè)自得ってこと」「サムスンディスプレーと協(xié)力していた韓國企業(yè)が中國に技術(shù)を流出させた事件が無罪になったのをみんな知ってる？」などの聲も多く見られたほか、「日本は韓國に追い付かれた時(shí)、こんな気分だったんだろうな。韓國が10年、20年後に今の日本のような姿にならないことを祈る」というコメントも見られた。（翻訳?編集/麻江）