軍事科學(xué)院軍事醫(yī)學(xué)研究院が28日に明らかにしたところによると、中國(guó)工程院院士で、軍事科學(xué)院軍事醫(yī)學(xué)研究院研究員の陳薇（チェン?ウェイ）氏が中心になり開発した、スプレー式の吸入型組換新型コロナウイルスワクチン（アデノウイルスベクター）の第1相臨床試験データが北京時(shí)間26日、世界的に権威ある醫(yī)學(xué)誌「The Lancet Infectious Diseases」にオンライン掲載された。これは世界で初めて発表された新型コロナワクチンの粘膜免疫臨床試験の結(jié)果だ?？萍既?qǐng)?bào)が伝えた。

研究結(jié)果によると、同ワクチンは高い安全性、耐性、免疫原性を持つ。吸入型ワクチン1回分の分量は筋肉注射ワクチンの5分の1のみで、その細(xì)胞免疫反応水準(zhǔn)は筋肉注射に相當(dāng)する。筋肉注射型の組換新型コロナウイルスワクチンの接種から28日後にスプレー式吸入により免疫を強(qiáng)化し、高水準(zhǔn)の中和抗體の産生を誘導(dǎo)することが可能だ。同臨床試験は昨年9月29日に武漢市で始まり、陳氏のチームが武漢大學(xué)中南病院と共同で行い、第2相臨床試験は現(xiàn)在、秩序正しく進(jìn)められている。

同ワクチンは條件付きで承認(rèn)されている組換新型コロナウイルスワクチンと、製剤、調(diào)合、生産工法などの面でいずれも同様だ。注射による新型コロナワクチンが形成した細(xì)胞免疫と體液免疫をつけるのに比べて、スプレー式ワクチンは粘膜免疫を誘導(dǎo)し、ウイルス侵入の最初の関門で感染を予防し、感染拡大を遮斷する。接種を受ける人は注射を受ける必要がなく、スプレー式吸入設(shè)備によりワクチンを呼吸器と肺に取り込むだけで、粘膜免疫、細(xì)胞免疫、體液免疫の「3重の保護(hù)」を獲得する。

軍事科學(xué)院軍事醫(yī)學(xué)研究院の侯利華（ホウ?リーホア）研究員の説明によると、同ワクチンは吸入だけで接種を完了でき、より安全、便利で大規(guī)模な普及に適している。（提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/YF）