日本の「金メダルラッシュ」―中國メディアが注目、理由を分析?後半日程を予想

Record China    2021年7月31日(土) 20時0分

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中國メディアの騰訊網(wǎng)は東京五輪前半日程における日本の“金メダルラッシュ”を受け、「日本の勢いはどこから來たか?」などと題した記事を発表した。寫真は東京國立競技場前に設(shè)置された五輪マーク。

東京五輪大會は7月30日にその前半の日程が終了した。日本が31日午後0時45分までに獲得した金メダルは17個で、過去最多だった1964年の前回東京五輪大會及び2004年のアテネ大會の16個を上回った。中國メディアの騰訊網(wǎng)は31日付で、「日本の勢いはどこから來たか?」などと題した記事を発表した。

金メダルの獲得數(shù)は31日午後0時45分現(xiàn)在で、中國が19個、日本が17個、米國が16個で、上位3國が4位のロシアオリンピック委員會(ROC)の10個に、かなりの差をつけている。騰訊網(wǎng)記事は中國?日本?米國の「占拠」狀態(tài)と評した。

記事は、第2次世界大戦後に開催された夏季五輪における日本のメダル獲得狀況を回顧した。日本のメダル獲得が飛躍的に増加したのは1964年の東京五輪で、金=16個、銀=5個、銅=8個の計29個だった。記事は、「さまざまな意味で、この1年(1964年)は戦後において日本が勃興しはじめた1年だった」と紹介した。

記事はさらに、1988年のソウル大會から2000年のシドニー大會までの間、日本は金メダル獲得數(shù)が最多でも5個だったなど、低迷期を経験したと指摘。さらに、日本のメダル獲得數(shù)が「再び爆発」のは2004年のアテネ大會で、金メダルは16個で1964年東京大會に並び、メダル獲得総數(shù)では37個に達し、29個だった64年東京大會を抜いたと紹介した。

記事は次に、今回の東京五輪の日本の競技別金メダル獲得數(shù)について、柔道9個、競泳2個、スケートボード2個、體操1個、卓球1個、ソフトボール1個と紹介した(編者注:日本はその後、フェンシングでも金メダル1個を獲得)。

記事は、日本の金メダル獲得數(shù)が多い理由の理由としてまず、「開催國は有利」と指摘。具體的には開催國には追加種目を提案する権利があるために、東京五輪では柔道混合団體などが採用され、日本にとって金メダル數(shù)を増加できる可能性が向上したと論じた。

また、東京五輪ではスケートボードやサーフィン、スポーツクライミングなどの競技が採用されたことも関係していると指摘?!溉毡兢稳粽撙伍gで、比較的流行しているスポーツ。しかし中國の普通の民衆(zhòng)は接する機會が少ない」と指摘して、競技人口の多い日本が金メダルを獲得しても「意外ではない」と評した。

記事はさらに、卓球の混合ダブルスで水谷隼と伊藤美誠の両選手ペアが優(yōu)勝したことを「初めて五輪に採用された種目。その種目で日本は『歴史的突破』を?qū)g現(xiàn)」として、水谷?伊藤ペアの成功について「間違いなく、非常に重い金メダル」と評した。

記事は、日本が目標としている「金メダル30個獲得」については、日程後半で14個を獲得する必要があると指摘。

東京五輪の現(xiàn)在までの日本勢の成績については、水泳の瀬戸大也、體操の內(nèi)村航平、バドミントンで世界ランキング1位の桃田賢斗など、期待された選手が好成績を収められなかった狀況もあると説明。さらに、日程後半には陸上やサッカー、バスケットボール、バレーボールなど、日本が伝統(tǒng)的には優(yōu)勢だったと言えない競技の決勝戦が予定されていると指摘した。

ただし記事は、日本の金メダル30個獲得の目標達成について厳しい評価は必ずしも示さず、「日本が前半日程の金メダル獲得の勢いを維持できるかどうか、今後も注目する必要がある」と、客観的な見方に徹した。(翻訳?編集/如月隼人

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