米國政府は7月30日、カマラ?ハリス同國副大統(tǒng)領(lǐng)が8月にシンガポールとベトナムを訪問すると発表した。

米國政府によると、ハリス副大統(tǒng)領(lǐng)はシンガポール及びベトナムの指導者とそれぞれ、安全問題やルールに基づく國際秩序の樹立などの米國と相手國が共に関心を持つ問題について話し合う。米國政府は同時に、全世界におけるパートナーシップを再構(gòu)築し、國家の安全を最重視する任務(wù)を全うするとも表明した。今回の副大統(tǒng)領(lǐng)による2カ國訪問後も、東南アジア諸國との接觸を強化するという。

米國の華字メディアである多維新聞は、バイデン政権は中國との対抗を全面的にエスカレートさせるとの見方が出ていると報じた。

米國とベトナムの関係は、1975年にベトナム戦爭が終結(jié)した後も長期に渡って冷え切っていた。しかし両國は95年に國交を正常化し、2000年には通商協(xié)定を締結(jié)した。16年のオバマ大統(tǒng)領(lǐng)（當時）のベトナム訪問などで、両國の関係はさらに改善されることになった。

米朝首脳會談のために19年2月にベトナムを訪問したトランプ米大統(tǒng)領(lǐng)（當時）は、ベトナムの最高指導者グエン?フー?チョン共産黨書記長兼國家主席との會談も行った。トランプ大統(tǒng)領(lǐng)は米朝首脳會議をベトナムで開催できたことについて「ベトナムはまさに（北朝鮮にとって）何が起こりうるのかというよい手本だ」と、ベトナムの現(xiàn)狀を評価する発言をした。

米原子力空母のカールビンソンが08年にベトナムのダナンに寄航したこともあり、外交筋からは「米國にとって安全保障面でのベトナムの価値は上昇し続けている」との見方も出たという。（翻訳?編集/如月隼人）